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大阪の桜の締めくくり 造幣局の桜の通り抜け

かおり

かおり

大阪特派員

更新日
2023年4月12日
公開日
2023年4月12日
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こんにちは。
大阪特派員のかおりです。

2023年は大阪の桜を4か所ご紹介しましたが、今回で最終です。

八重桜中心の桜の通り抜け

大阪市にある造幣局の桜の通り抜けに行ってきました。
大阪人はここの桜を見ておかないと今年桜を見た気にならないほどの桜の名所です。

造幣局構内の全長約560mに八重桜を中心とした桜が植えられており、4月7日(金)~13日(木)の開催となりました。
1883年(明治16年)から始まった通り抜けは、今年で140年を迎えました。

少し前にも記事を書いていますので、こちらもどうぞ

写真の撮影日は、2023年4月11日です。

筆者はいちばん早い時間を予約していましたので、少し早めに行って前の方で開場待ちをしました。
誰もいないこのタイミングでの撮影はなかなか貴重です。
開花状況は8分咲き~満開でした。
品種によっては散ってしまっているものや桜吹雪のものもありましたが、全体的に見頃でした。

誰も足を踏み入れていない開場前

今年の花は「松月」

毎年数多くの桜の品種の中から一品種が選ばれ、今年の花として紹介されるのですが、2023年は「松月(しょうげつ)」です。
前年度の投票でいちばん多く選ばれた桜が今年の花となります。
立札に書いてある内容によると「花は最初淡紅色で、次第に白色となり、花弁数は25枚程」とのことです。
次年度の今年の花の投票もでき、対象となる17種類の桜の木に設置されたプレートの二次元バーコードを読み取ることで投票することができます。

今年の花松月

140品種のバラエティー豊かな桜たち

2023年は140品種339本の桜をが植えられています。
入り口ですべての花の説明が書かれているパンフレットをもらえるのですが、珍しい桜として「大手鞠」と「二度桜」という品種が掲載されていました。

大手鞠

パンフレットの説明によると、二度桜は「1本の木に、一重、八重、二段咲きの花があり、二段咲きでは、外側の花が開花し、内側の花が遅れて開花するので、二度桜といいます。」と書かれていました。
花は終わりの方だったので確認することはできませんでしたが、不思議な咲き方をするんですね。

二度桜

平成2年に兵庫県神戸市の須磨浦公園で発見された「須磨浦普賢象(すまうらふげんぞう)」。
レトロな色合いが目を引きます。

須磨浦普賢象

石川県金沢市にある兼六園に植えられている「兼六園菊桜(けんろくえんきくざくら)」。
花弁数が300~350枚という日本で花弁数の最も多い桜です。
ポンポン菊のようで、桜とは思えない花の形をしています。

兼六園菊桜

いちばん多い60本植えられている「関山(かんざん)」。
色が濃いピンクなので、写真に映えます。

関山

予約制になって2年目ですが、混雑なくゆっくり見ることができるので私はこのまま予約制でいって欲しいと思います。
以前のように、写真もあまり取れずに急かされて歩くのは、観桜ということからするとちょっと違うなと感じます。
予約制になったことによって予約が取れなくて見たくても見られなかった人は多くいるはずですし、満開ではなくても咲き始めや桜吹雪でも見たいという人はいるはずですので、1週間ではなく2週間にしてもいいのかなとも思いますが、すぐ横がマンションですので住民の方からすると1週間が限度なのかな。

毎年美しい桜を見ることができるのは手入れをしてくれている方がいるからであって、感謝をしなければなりません。
未来永劫この桜が咲き続けていきますように。
私の子どもが大人になっても同じ桜を見ることができますように。

URL
造幣局
期間
2023年4月7日(金)~13日(木)
時間
平日10:00~19:30土・日9:00~19:30
アクセス
OsakaMetro谷町線・京阪本線「天満橋」駅から徒歩約15分JR東西線「大阪城北詰」駅から徒歩約15分
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