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こんにちは。
大阪特派員のかおりです。
GWも終わり、すでに夏に近づきつつある大阪です。
昼間は半袖でも十分ですが、夜は薄手の長袖を持っていかれた方がいいですね。
今回はトンネル内で開催されているプロジェクションマッピングの紹介です。
日本遺産に指定されている龍田古道・亀の瀬は、大阪府と奈良県の府県境にあり、4万年前から地すべりが繰り返されてきました。
プロジェクションマッピングの舞台は、地すべりによって埋もれてしまった鉄道トンネルです。
場所は奈良県との境にある大阪府柏原市です。
「もう、すべらせない!!」というのがキャッチコピーになっています。
こちらが入り口で、トンネルの奥でプロジェクションマッピング、光の旅路を見ることができます。
現JR関西本線となっている旧大阪鉄道の路線として明治25年(1892年)に完成した亀の瀬トンネルは、昭和6~7年(1931~1932年)の地すべりで崩壊し、放棄されていました。
80年後の平成20年(2008年)に地すべり対策工事で偶然発掘され、今にいたっています。
隧道(ずいどう)とはあまり聞きなれない言葉かと思いますが、トンネルと同じ意味で、50年以上前に作られた現在は使われていない古いトンネルを指すようです。
プロジェクションマッピングを見るためには予約が必要で、予約時間になると受付順に並び、スタッフの方の説明を聞きます。
トンネルは40mあり、奥まで進んでいきます。
トンネルの中ほどには説明のパネルが設置されていますので、始める前に読んでおくといいですね。
トンネルの突き当りは、地すべりで埋められた災害の爪痕です。
地面に置かれた48台のプロジェクターで映し出されるプロジェクションマッピング。
あまりにリアル過ぎて吸い込まれてしまいそうです。
クラっとくる方もいるかもしれませんので、弱い方は気をつけてくださいね。
駐車場からプロジェクションマッピングのトンネルに行く途中に亀の瀬地すべり資料室があります。
こちらの前でプロジェクションマッピングの受付をします。
入館無料です。
プロジェクションマッピングのトンネルとは別の排水トンネルもあります。
見学したい方はガイドツアーに申し込んでください。
プロジェクションマッピングじたいは10分程度で、プロジェクションマッピングのみの所要時間15分のものと、ガイドツアーのついた所要時間90分のものとがあります。
観覧・ガイドともに無料ですが、予約が必要ですのでウェブサイトより申し込んでください。