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こんにちは。アントワープ特派員のマユミです。アントワープには多くの美術館があり、アートファンには人気があります。中でも、必見とされているのが王立美術館です。今回は長い修復工事を終え、更に美しく生まれ変わった美術館をご紹介します。※写真掲載の許可は王立美術館から事前に得ています。
ベルギー各地に魅力的な美術館がありますが、アントワープもその一角を担っています。様々な様式の美術館がある中、アントワープを代表する美術館は王立美術館といって良いでしょう。短い旅程の中でも、ここだけは見たい!と言われる方も多いです。
王立美術館の7世紀にわたる芸術、特にフランダース芸術を中心とするコレクションは高い評価を得ており、ヨーロッパのトップクラスの美術館として君臨しています。
一方で、科学的ステータスを持つ、唯一のフランダース美術館として、作品の科学的調査も行なっています。例えば、作品に使用された技術、色、視覚言語などについてです。
王立美術館には多くのフランダースの巨匠の作品があります。コレクションの111点以上の傑作が、フランダースのトップ作品リストに含まれています。
とりわけ、James Ensor とRik Woutersの作品のコレクションは世界最大となっています。これはアントワープ 王立美術館を現代美術の先駆者として位置づけ、革命的な芸術の中心としても役割も示しています。
また、この地が生んだ代表的な芸術家、ルーベンスに関する研究においても、極めて重要な役割を果たしています。
世界的なトップアーティストの作品も、もちろん見られます。
Fouquet, Titiaan, Alechinsky, Modigliani, Rodin, Chagall,は特に人気があります。
また、現代美術のおもしろい作品がたくさん、展示の仕方も独特で楽しめます。
更に建築好きの方は、美しく生まれ変わった建物のあちこちで感動を覚えることでしょう。
ヨーロッパ絵画のイメージ通りの作品のコレクションもすばらしい。
これらは古くなれば古くなるほど、宗教とも密接に結びついています。キリスト教と共に発展してきた油絵、その作品にも保存状態、修復状態にも感動します。
キリスト教カソリックの教え、七秘跡も見られます。