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¡Hola! コロンビア特派員の、Saeです。
外国に行ったときの楽しみの一つは、やっぱりローカルフード!
洗練された、きれいなレストランで食べるのもいいのですが、
地元の人達が集まるようなところに混ざって、
安くて美味しいものを食べるのもまた、醍醐味ですね。
今日は、コロンビア人みんなが大好きなソウルフードの一部を紹介します。
レストランでも路上でもスーパーでも、
とにかくどこに行っても見かけるのが、
白くて平たい、パンケーキのような食べ物。
これがコロンビア人のソウルフード代表・アレパ(arepas)です。
アレパの正体は、とうもろこし。
白いとうもろこしを粉にして、水と一緒に練り、焼いただけのシンプルな食べ物。
朝ごはんやおやつ、食事の付け合せなど、とにかくいつでもどこでも
コロンビア人はアレパを食べます。
それだけでは味がないため、一般的には焼いたものにバターを塗って塩をふりかけて食べます。
中にチーズやハムが入っているものもあり、バリエーションはいろいろ。
ただ、とうもろこしで作られたもの全体に言えるのが、
食感がややパサパサしているということ。
しっとりもちもち、が大好きな日本人にとっては、少し味気ないように感じるかもしれません。
黄色いとうもろこしで作るものもあるのですが、こちらは砂糖を入れて甘く作ることが多いです。
こちらは白いアレパと区別され、arepa de choclo(アレパ デ チョクロ)と呼ばれています。
これはすでに甘いので、そのまま食べてもOK。
このようにコロンビアでは、とうもろこしで作られたものが本当にたくさん。
以前に紹介した「タマル」も、とうもろこしからできています。
https://www.arukikata.co.jp/web/article/item/3002233/
コロンビアは、夕食はやや遅めの家庭が多いように感じます。
その分、あまりしっかりとした食事は取らず、簡単なもので済ませることも多い印象。
その代表が、このアレパと「チョリソ」です。
日本で「チョリソ」と言うと、細長くて辛いソーセージをイメージすると思いますが
コロンビアの「チョリソ」は、辛くありません。
「ハーブ等の入った、粗挽きソーセージ」と言ったところ。
これとアレパを焼いて、セットで売っています。
私の家の近所では、アレパ1枚とチョリソ一本で5,000ペソ(170円ほど)でした。
また、下の写真にあるように、チョリソ以外にも、
串に刺さった鶏肉=ピンチョス(pinchos)も美味しいです。
ピンチョスとは、串に刺さった食べ物全般を指すことが多いのですが、
主に鶏肉であることが多め。
こちらも、アレパと一緒に食べられることが多いです。
他にもよくあるのは、
チョリソと茹でたじゃがいもの組み合わせ チョリソ コン パパス(Chorizo con papas)
チョリソをパンに挟んだもの チョリパン(chori pan)
など。
アレパもチョリソも、ちょっと小腹がすいたときや、軽く食事を済ませたい時に
よく食べられるのです。
ちなみにチョリソは、サンタンデール(Santander)地方が有名。
スーパーで売っているチョリソの中にも、
chorizo santanderiano(チョリソ サンタンデリアーノ)として
売っていることがあります。
私には、通常のチョリソと何が違うのかがよくわからなかったので、
もしサンタンデールに行かれて試した方は、ぜひ私に教えてください。
これ以外にも、安くて美味しいフードが、コロンビアにはたくさんあります。
また、少しずつ紹介していきますね。
それでは。
¡Chao!