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【コロンビア】実はチキン大国!おいしいチキンの種類をご紹介

ロンドノ宮内 紗恵

ロンドノ宮内 紗恵

コロンビア特派員

更新日
2023年6月30日
公開日
2023年6月30日
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コロンビアでよく食べられる食材の一つ:鶏肉

¡Hola! コロンビア特派員のSaeです。

コロンビアって、どんなものをよく食べているの?
本当によく聞かれる質問ですが、
いろいろあって、一言で答えるのはとても難しいのが事実。

お米もパンも食べるし、
アレパという前回紹介したものも食べる。
牛肉も豚肉も食べるし、
あとはPlatanoと言う、加熱用バナナや
ひよこ豆やレンズ豆などの豆類もたくさん食べます。

そんな中でも、結構「意外」なのが

「鶏肉」

です。

なぜかはよくわからないのですが、
コロンビア人は、鶏肉が大好き。
とてもよく食べます。
今回はそんな、「コロンビアの鶏肉事情」をお伝えします。

近所の”ケンタッキー”。食べた人によると、日本と味が少し違うらしいです。

チキン店がひしめく繁華街

「チキン」「鶏肉」は、スペイン語でPollo(ポジョ)と言います。
生の鶏肉も、調理されたものも、はてはニワトリそのものも同じ言葉です。

「鶏肉料理」と言っても実際はいろいろあるのですが、
例えば
「今日のお昼はポジョにしよう」
と言うと、
だいたいはお店で売っているフライドチキンのようなものを指します。

日本だと、フライドチキンといえば「ケンタッキー」ですね。
ちなみに欧米諸国の多くでは「ケンタッキー」とは言わずに
KFC(ケー・エフ・シー)
と言い、ここコロンビアもスペイン語読みで
カー・エフェ・セー
と言います。

ですが、コロンビアのフライドチキン市場では、
KFCの規模はあまり大きくなく、
それ以外のチェーン店や個人店の力がとても強いように感じます。
それだけ、お店の数がとても多いのです。

有名なところだと
・La Brasa Roja (ラ・ブラサ・ロハ)
・Frisby (フリスビー)
・PPC (ペー・ペー・セー)

などなど。
どれもだいたい、ニワトリのロゴやイラストが入っているのでわかりやすいです。

近所のラ・ブラサ・ロハ。実は食べたことがありません。

チキンの食べ方と、付け合せは?

だいだいどのお店にも共通しているのが、
「チキン」というと3種類があること。

・Asado(アサード オーブンでじっくり焼き上げたもの)
・Frito(フリート いわゆる素揚げ)
・Broaster(ブロアスター 衣をつけて揚げたもの)

です。

コロンビアの街を歩いているとよく、
棒に突き刺さった鶏肉が、オーブンの中でぐるぐる回っている風景を
見かけますが、あれがAsadoです。
これがたぶん、いちばんヘルシーでしょう。

FritoとBroasterはどちらも油で揚げているのですが、
やっぱり揚げたてはとってもおいしい。
私はBroasterが好きなのですが、
日本ではあまり見かけない、カリカリの衣がついているのがいいんですよね。

注文は一人分からできて、
あるいは「半身」か「一羽」かでオーダーします。
大抵の場合は

・Papas じゃがいも
Papa francesa(フライドポテト)か、Papa salada(茹でて塩をふりかけたもの)が多いです。

・Arepas アレパ
これは、前回の記事をご覧ください。
https://www.arukikata.co.jp/web/article/item/3002820/

・yuca キャッサバ芋
カリカリに揚げてあることが多いです。

・Platano 調理用バナナ
ベタッと潰してあげたもの(Patacón パタコン)か、オーブンで焼いたもの(Maduro)など。

などがついてきます。
他にも、ソフトドリンク付きだったり、
いろいろな組み合わせがされていたりする、Combo(コンボ=セットメニュー)もあります。

ここは結構美味しい。でも、Asadoは取り扱っていません。
ここは食べたことがありませんが、Fritoは取り扱っていないようですね。やや値段は高め。

ちなみに、タイのケンタッキーには
ご飯メニューがあると聞いたことがあります。

コロンビアのチキンショップでも、お店によりますが

・Arroz con pollo (アロス・コン・ポジョ 鶏肉のピラフみたいなご飯メニュー)
・Pollo milanesa (ポジョ・ミラネサ 薄くした胸肉をパン粉で揚げたもの)

など、チキンを使ったいろいろなメニューがあります。

コロンビアに来たら、コロンビアの「チキン」を
ぜひ試してみてくださいね。

それでは。
¡Chao!

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