【クアラルンプール】地上282m！絶景を見ながらアフタヌーンティー

マレーシアでは伝統的にアフタヌーンティー、ハイティーを楽しむ習慣があります。
高級ホテルやティーサロンの趣向を凝らしたものから、街のカフェなどでも気軽に楽しむことができます。

今回はクアラルンプールの観光スポットとして知られるKLタワー（KL tower）で味わう地上282mの絶景アフタヌーンティーをご紹介します。

クアラルンプールの街並みを空の上から眺めることができるスポットとしてペトロナス・ツイン・タワー（Petronas Twin Towers）と共に知られています。
ブキ・ナナス（Bukit Nanas）丘の上に建てられているため、高度だけでいうとKLタワー（KL tower）の方が高いところにあります。
展望台2ヶ所で高度が276mのオブザーベーション・デッキ（OBSERVATION DECK）と300mのスカイ・デッキ（SKY DECK）があります。
その中間の282mにあるのが、空中回転レストランのアトモスフィア360（ATMOSPHERE 360）です。

アトモスフィア360（ATMOSPHERE 360）ではランチ、ハイ・ティー、ディナーのビュッフェを楽しめます。東南アジアにあるタワーで一番高い位置にあるレストランとしても知られています。
また回転レストランなので、食事をしながら360度全方位のクアラルンプールの風景を堪能できるのが特徴です。

今回はハイ・ティーの利用でツアー予約サイトで事前に予約をしていきました。
時間は15:30〜17:30。
ハイ・ティー・ビュッフェの料金は月曜〜木曜がRM88（約2640円）、金曜〜日曜がRM110（約3300円）です。
空いていれば予約なしでも入れると思いますが、なるべく予約をした方がよいかもしれません。
予約は公式サイトの他、現地ツアー予約サイトなどでも可能です。
必要事項（名前、電話番号、メールアドレスなど）を記入しカードで決済。メールアドレス宛に内容確認が届いたら予約完了でした。

当日はKLタワーのエントランスにあるチケットカウンターで予約票を見せると、名前確認しチケットを渡されます。
エレベーターでアトモスフィア360（ATMOSPHERE 360）に行くのですが、2つある列のうちオブザーベーション・デッキ（OBSERVATION DECK）行きの方に乗ります。
その際にチケットを提示し、レストランに行くことを確認します。

エレベーターを降りると右側に入り口があります。チケットを見せて名前を確認すると席に案内されます。
窓側の席は追加料金がかかります。
予約の時にオプションでつけることもできますが、空きがあれば当日でも可能です。

ランチorハイティー : RM25（約750円）／テーブル
ディナー：RM50（約1500円）／テーブル
※1テーブルあたり最大10人まで適用

※窓際の席を希望する場合は限りがあるので事前予約をおすすめします。

スイーツ主体のアフタヌーン・ティーではなくハイ・ティーはスイーツ以外にもサンドイッチ軽食も提供されるのです。
アトモスフィア360（ATMOSPHERE 360）ではではインドカレー、ナシレマ（Nasi Lemak）、麺類、ローストチキンなどもありました。その他にサラダやフルーツ、サンドイッチなども。

ドリンクはテーブルにあるグラスに水を入れてくれますが、その他にコーヒー、紅茶、ビュッフェにあるジュースは含まれます。それ以外のものは別料金で注文となります。

スイーツ・コーナーにはハイティーに欠かせないスコーン、一口サイズのケーキ、クエ、アイスクリームなどがありました。

景色は少しづつ変わっていきます。
完成すると世界に2番目に高い高層ビルとなるムルデカ118（Merdeka 118）が正面に見える席からゆっくり動き、メルデカ広場（Merdeka Square）、国立モスク（Masjid Negara）、ブキビッタン（Bukit Bintang）、ペトロナス・ツイン・タワー（Petronas Twin Towers）、超高層ビルエクスチェンジ106（The Exchange106）など、クアラルンプールの観光スポットやランドマークが次々に見えてきます。

観光と食事が同時にできる穴場的でもあり、人の出入りが少ないため喧騒から離れゆっくりできました。
ホテルや専門店のアフタヌーン・ティー、ハイ・ティーとはまた違った体験ができます。

実は、アトモスフィア360（ATMOSPHERE 360）を利用すると、オブザーベーション・デッキ（OBSERVATION DECK）展望台の利用も料金に含まれています！
レストランのフロアにある階段を降りるとオブザーベーション・デッキ（OBSERVATION DECK）です。
クアラルンプールのサンセットは19:20頃なので夜景を見るのは待つことになりますが、帰りに時間があるようでしたら、刻々と夕方になっていく景色を眺めるのもよいかもしれません。

(撮影by逗子マリナ)
※レストラン内撮影許可をいただいています。
※写真の無断転載禁止