キーワードで検索
雨続きだった8月前半は、まるで夏が終わったような秋の気配を感じる日々でした。
先週末からようやく太陽の日差しを感じられる日が続いていて、少し夏らしさが戻ってきたように思います。それでも、日本の暑さや湿気を思うと、日本の3月あるいは10月後半の気候に近いかもしれません。朝晩はもちろんのこと、雨が降ったり、風が吹けば肌寒く感じます。スウェーデンを訪れる際は、長ズボン、そして薄手のジャケットやマフラーの持参を強く推奨します。
8月前半はプライドに始まり、夏フェス、様々なイベントで賑わっているストックホルムです。町中はコロナ明け後、最も人手で賑わっている夏です。後半にあたる今週からは、長い休暇から戻ってきた人、そして徐々に学校も始まってくるので、そういった方たちで公共交通機関は溢れかえってきているように思います。
8月後半になりましたが、まだまだイベントは続きます。そこで、おすすめイベントを紹介します。
16日(水)から20日(日)
2020年と2021年を除き、2005年から毎年この時期に開催されているストックホルム市主催イベントで、約100万人が訪れます。Sergels Torg(セルゲル広場)やKungsträdgården(王立公園)をはじめ、市内7つのエリアで音楽ライブ、ダンスパフォーマンス、演劇、スポーツ、またフードトラックによる飲食販売が行われます。例えばサーカスやズンバなど一部プログラムでは体験参加することも可能です。子どもから大人まで誰でも楽しめるイベントが目白押しなので、ぜひ足を運んでみてください。
Kulturfestivalenウェブサイト: https://kulturfestivalen.stockholm.se/
16日(水)から20日(日)18時開場、暗くなる21時頃上映開始
1991年から続くストックホルムフィルムフェスティバルが主催する野外映画上映会で、今日ではヨーロッパ最大規模を誇っているようです。毎回1万人ほどの観客があり、それぞれが思い思いに映画を楽しんでします。16日はダーティー・ダンシング、17日はジョーズ、18日はエイリアン2、19日はトップガン・マーヴェリック、20日はE.T.が上映される予定です。
会場となるのはストックホルム市庁舎があるクングスホルメン島にあるRålambshovsparken(ローラムブスホーブス公園)で入場無料のため気軽に訪れることができるうえに、スポンサーのブースがあるので、無料でスナックや飲み物をもらえるという特典も付いてきます。ただし、椅子やピクニックシートの持参が必要です。また、スクリーンから離れて座ると、映画が見にくかったり、音声が聞き取りにくかったりという弊害があります。それでも雰囲気を楽しみたいという方は、パソコンなどに同じ映画をダウンロードして持参するのもおすすめです。
Sommarbioウェブサイト: https://www.stockholmfilmfestival.se/sommarbio
また、オーロラシーズンは既に始まっています。8月の日没時間は20時から20時半頃となりますが、完全に暗くなるのはその後です。またまだまだオーロラの動きが鈍いので、観測できるとしても深夜頃になるでしょう。