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マレーシアで紅茶というと、マレー半島側キャメロンハイランドのボーティーやキャメロン・ヴァレー・ティーが有名ですが、ボルネオ島コタキナバルから車で2時間ほどキナバル山近隣の高原にあるサバ・ティー・ガーデン(STG)も有機茶園として知られています。エコツーリズムを含む観光茶園としても開放されていて、見学をしたり宿泊をすることができます。
イポーの閑静な住宅街の中に佇むコロニアルスタイルの邸宅。
実はここはサバ・ティー・ガーデン(STG=Sabah Tea Garden)の一軒家カフェがあります。
STGティー・ハウス・カフェ(STG Tea House Cafe)はイポー駅(Ipoh)から車で7分ほどのところに位置します。
ハウスカフェと呼ばれ周囲の家々に溶け込むような造りですが、入り口にはSTGのロゴ。
車寄せの前に広がるよく手入れされた美しい芝生が一軒家らしさを感じさせます。
タクシー配車アプリのグラブ(Grab)で訪れましたが、車で敷地に入り正面の車寄せで降車します。
食事とカフェメニューの両方があります。
フードメニューも美味しそうだったのですが、お腹がいっぱいだったのと時間的にティータイムだったので、お茶をすることにしました。
スタッフの方のおすすめはアフタヌーン・ティー。
フルーツ、セイヴォリー(甘くない惣菜系)、スイーツなどがスタンドで提供されるようです。
残念ながらお腹がいっぱいだったので、オーダーはお茶は工芸茶のようなシャンハイ・フェアリー(Shanghai Fairy)RM13(約390円)、マジェスティック・プーアール(Majestic Pu-Erh)RM14(約390円)。
またピンクパンサー(Pink Panther)RM17(約510円)というストロベリーアイスがたっぶり入ったパフェ。
素朴でシンプルな味のパフェは、外の暑さをしばし忘れる涼となります。
元々は邸宅だったとのことで、窓も味がありますね。
お茶とともに紅茶葉が入ったショートブレッドが添えられていました。
甘くなく紅茶葉がほんのりと香り、食べるとほろっとした食感。
イポーの中心近くにありながら住宅街のカフェらしく、午後ののひとときをゆったりとした時間が過ごせました。
イポーのおみやげではないのですが、店内でフレーバーティーが販売されていたので購入しました。
サンプルがあるので、好みの匂いのものを買ってもよいですし、飲んで気に入ったものを買うこともできます。
私が購入したのはどちらもフレーバーティーで匂いが気に入ったミサイ・クチン(MIsai Kuching)RM24(約720円)、金木犀がほんのり香るゴールデン・オスマンサス(Golden Osmanthus)RM48(約1440円)です。どちらも20ティーバッグ入り。
先ほど飲んだ工芸茶のシャンハイ・フェアリー(Shanghai Fairy)も買うことができます。こちらはRM69(約2070円)で10玉入り。
イポーの旧市街にもサバ・ティー・ガーデン(STG=Sabah Tea Garden)イポー・オールドタウン(STG Ipoh Oldtown)があるとのこと。
こちらは駅から徒歩10分ほどのところに位置しています。
また、イポー(Ipoh)のあるペラ州(Perak)STGのカフェが多く、マレーシア産のミネラルウォーターとして知られるタイピン(Taipin)スプリッツァー(Spritzer))の工場の反対側にはジャングルの中にある公園内にもカフェがあります。こちらは自然豊かな環境にあり、趣が異なります。
イポー(Ipoh)の旧市街はカフェも多く昔ながらのコピティアムからスタートアップ系の現代風カフェまでおおく点在しています。マレーシアらしさを感じられるカフェホッピングをしにまた訪れたいと思いました。
(撮影by逗子マリナ)
※店内撮影許可をいただいています。
※写真の無断転載禁止