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クアラルンプール観光の中心となるのがジャメモスク(Masjid jamek)から中華街にかけてのエリアです。
ばら撒きみやげで知られるセントラル・マーケット(Central Market)で知られるパサール・セニ駅(Pasar Senim)近くにある中華街はクアラルンプールの始まりとも言われる歴史ある地区です。
残念ながらメインストリート(Petaling Street)はブランドのコピー商品を売る店が並んでいます。こちらは違法ですので絶対に購入しないでください。
とはいえ、中華街には昔ながらの中華菓子店、路地裏のホーカー街(屋台街)など、今でも雰囲気のある店などが入り組んでいて魅力的なエリアとなっています。
その中でも50年以上続いている有名な豆腐デザート店がキム・ソイ・ビーン(Kim Soya Bean)です。
以前もご紹介しましたが、再訪したのでお伝えします。
まず場所ですが、ペタリン・ストリートの中華門から入ってメインストリートをまっすぐ歩くと向かって右側(十字路)にあるのですぐわかります。そばには、ピーナッツ餅の有名店もあります。
すぐにわかるので迷うことはないと思います。
メニューは3種類。サイズはカップ、小、大とあります。
メニュー | |||
豆乳(Soy Bean) | 1杯 RM2.4 | 小 RM3.3 | 大 RM9 |
仙草入り豆乳(Soy Bean +Cincau) | 1杯 RM2.7 | 小 RM3.7 | 大 RM10 |
豆腐花(Tau Fu Fah) | 小 RM2.4 | 大 RM3 |
おすすめはトーフーファ(豆腐花/Tau Fu Fah)。
日本でいう絹ごし豆腐に近い食感で、そこにガムシロップかグラメラカ(Gula Melaka=糖蜜で日本の黒蜜のような味)をかけるのですがグラメラカを選択する人が多め。
私もいつもグラメラカにしています。
値段も日本円にして約60〜300円。まさにストリートフードといった感じで食べ歩きにぴったりです。
日本でデザートというと冷たいものが多いですが、トーフーファ(豆腐花/Tau Fu Fah)は常温というか食べるとほんのりと温かいのが特徴。
暑い熱帯のマレーシアでどうなのかなと思うのですが、実際に食べてみるとすっと入ってきて、そのほんのりとした甘さとやさしい食感にリフレッシュします。
いつもたくさんの人が並んでいて、人気のほどがわかります。
ただ座って食べたいという人には向いていないかもしれません。
豆乳は持ち帰りの人が多いのですが、トーフーファ(豆腐花/Tau Fu Fah)はその場で食べて使い捨て容器をお店のわきのゴミ箱に捨てて帰るといった食べ方をしているようです。
豆腐を使ったデザートやドリンクは、中華系が多いところでは多く見かけます。
イポー、ペナン、マラッカといったところでもよく見かけるのと、またはずさない味なので見かけたら試してみてはいかがでしょうか。
おやつだけではなく、軽めのごはんとしてもぴったりです。