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クアラルンプールの街は現在の中華街のあたりから始まったと言われています。
古い街並みが残る一方で、数年前まで一部の建物は朽ちてしまったものも多く、見た目にも治安的にも問題があったとされていました。
完成すると中東ドバイのブルジュ・ハリファ世界で2番目に高いビルとなるメルデカ118(Merdeka 118)の建設が決まり周囲が再開発されると、カフェや飲食店などがあえて外観そのままの古いショップハウスに入居し始めます。
内観はおしゃれで映えるようなコンセプトだったり、屋号も出ていない隠れ家カフェだったりと話題になりました。
そのメルデカ118(Merdeka 118)のほぼ目の前といってもいい場所にあるカフェがヴィンテージ1988(Vintage 1988)です。全体的にリノベーションされていますが、時代を感じさせるショップロットにあることがわかります。そしてやはり目を引くのが内装です。
レトロ家電などのディスプレイもありますが、トイレの洗面台などは当時の面影そのままを敢えて残してあるのかなと思わせます。
もちろん映えるだけのカフェではありません。
自家焙煎のコーヒーとローカルテイストの入ったバーガー類、ヴィーガンメニューもあることが人気です。
ランチタイムはかなり混むので時間を外していくのがおすすめです。
オーダーは増えてきたQRコードで支払いもそのまま電子決済やクレジットカードなどで済ませることができます。
QRコードをスキャンしてメニューを見て注文。
その後決済します。
こちらはバラド・シーフード・アーリオ(Balado Seafood Aglio)。
エビとあさりがたっぷり入ったピリッと辛いスパイシーなパスタです。
さっぱりとした野菜系のスムージーと合わせました。
カウンター席には電源もとれるようになっているので、ノートパソコンを広げている人もいました。
対面の席が見えにくいように、さりげなく観葉植物が配置されているようです。
クアラルンプール観光スポットが多く集まっている中華街周辺エリア。
食事やお茶だけではなく、日差しが強い午後や急な雨などのときなどにも、ちょっと休憩しがてらゆったりとできるのでオススメです。
(撮影by逗子マリナ)
※店内撮影許可をいただいています。
※写真の無断転載禁止