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【コロンビア】の8-9月は、凧揚げシーズン

ロンドノ宮内 紗恵

ロンドノ宮内 紗恵

コロンビア特派員

更新日
2023年9月4日
公開日
2023年9月4日
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¡Hola! コロンビア特派員のSaeです。

日本は学校の夏休みが終わり、
それでもまだ暑い日が続いていることでしょう。

コロンビア・ボゴタには明確な季節がなく、
それでも、この時期は雨が多めだとか、いつもよりもちょっと暑いのだとか
いろいろ教えてもらうのですが、
さらに気候変動による異常気象などもあり、
あれだけ四季のはっきりした国に住んでいた身としては、

「いつも同じ」

にしか思えてならないのが正直な気持ちです。

それでも、8月から9月のあたまにかけては
「風が強い」
というのが定説です。

日本には強風の季節というものはほぼありませんが、
「風が強い」季節になったら、みなさんはなにをしますか?

ボゴタの人がこの時期にすること、それは、

「凧揚げ」です。

近所の雑貨屋さんで売っていた凧。こういうキャラモノは残念ながら、ほぼ確実にコピー品です。
こちらはやや大きめ。ユニコーンかな?

お店には凧が並び、様々なイベントも

8月に入ると、いろいろな雑貨屋さんやおもちゃ屋さんなどで、
いろいろな大きさや柄の凧が並び始めます。
また同時に、電線に引っかかってしまった凧たちも見かけるように。

ここボゴタは、首都であるため人口がかなり密集しており、
渋滞が酷くて有名な都市ですが、案外広い公園が多いのも特徴。
我が家のように犬を飼っていたり、子供のいる家族を筆頭に、
住民には嬉しいポイントですよね。

土日の公園では、凧を上手にあげようとする家族連れが目立つようになります。
私も犬の散歩ついでに、隠し撮りをしちゃいました。

鷲?鷹?の柄の凧。なかなか格好いいですよね。

季節のないボゴタでも、8月=夏?

先程、ここには季節がない、と言いましたが
7月以降、特にお洋服などファッション関係のお店に行くと
「サマーセール!」
「夏休みの〇〇」
と書いてあるPOPが多く、

「え?今って、夏なの?」

と一瞬考えてしまいます。

一般的に、南アメリカ=南半球にある と思われているかもしれませんが、
正確には、コロンビアは国土の大部分が北半球に位置しており、ボゴタもそう。

ですので、一応、「夏」ということなんでしょうかね。
北米の文化を真似しているから、と言う人もいますが、
様々なイベントも、「夏」を冠しているものが見られます。

「夏祭り」でも凧揚げ

ちょうど、「夏祭り」に出かけて凧揚げを楽しんだ友人がいたので、紹介します。
テレビ局が、5本のペットボトルを集めると、
5本分のプラスチックをリサイクルして作られた凧と交換できる
というイベントをやっていたのだそうです。

この、Parque Simón Bolívar(パルケ・シモン・ボリーバル=シモン・ボリーバル公園)は、
前回の記事
https://www.arukikata.co.jp/web/article/item/3003263/
でご紹介した、コロンビアの英雄の名前を取った
ボゴタの最も有名な公園の1つで、
様々なイベントが行われていたり、地元の人や旅行者の憩いの場になっています。

ボゴタに来た際には、ぜひ訪れてみてください。
そして、8月だったらぜひ、地元の人と一緒に凧揚げを楽しんでみてくださいね。

それでは。
¡Chao!

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