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香港の人気野外フェスティバル「Clockenflap」。今年は12月1日~3日まで中環(Central)にある海濱活動空間(Harbourfront Event Space)で開催されます。13回目を迎える今年は世界中から60組が参加します。日本人にとって最大の目玉はYOASOBIが登場。12月1日の初日の大トリと務めます。
このフェスの特徴は何といっても、中環という香港のど真ん中で行われるということです。近くにはスターフェリーの乗り場がありますし、観覧車の香港摩天輪(Hong Kong Observation Wheel)の横が会場です。ステージの後ろは高層ビル群がずらりと立ち並んでいて、日本の野外フェスとは雰囲気が異なります。Clockenflapは新型コロナウイルスなどの影響でしばらく開催されていませんでしたが、2023年3月に復活。日本からはmiletやガールズバンドのCHAIら香港市民の前で印象的なパフォーマンスを繰り広げました。
今回、日本から参加するアーティストを紹介すると、1日にはYOASOBIのほかに、envyが現れます。翌2日は新しい学校のリーダーズ、最終の3日にはおとぼけビ〜バ〜、水曜日のカンパネラ、大トリとしてJojiが登場します。なお、2日の最後はイギリスのPulpです。ブリットホップブームを作った人たちですが、50歳以上で洋楽が好きな方なら懐かしい名前かもしれません。
現在の香港の音楽シーンはは基本的に、広東ポップとそれ以外と言ってもいいほどで、ロック、ラップなども歌われますが、あまり存在感がありません。このフェスに来ると、広東ポップ以外で頑張っている香港人アーティストが大勢いて、あなたなりの”推し”を見つけることができるかもしれません。
公演時間は、1日が17時~22時30分、2日と3日は12時~22時30分です。チケットは、1日券が1,280香港ドル、3日間の通し券が1,990香港ドル。大人1人につき3歳未満の子ども2人までは入場無料となっています。