キーワードで検索
2日目はブランチからスタートです。
香港の有名ワゴン飲茶「Maxim's Palace 美心皇宮/マシキムズ」に向かいました。
結婚式の披露宴会場並みの広いお店なのですが、人気店のため開店直後に入店しないと、かなりの待ち時間が発生します。
開店時間の11時ぴったりに到着するように向かいましたが、既にすごい人だかりが。。。
よく調べると、日曜日は9時から開店しているとのことでした、大失態!
番号札のQRコードを読み込むと、Webサイトに現在の呼び出し番号が表示される仕組みになっていたので、待ち時間のあいだ近くのショッピングモールを見て回りました。
週末なので、普段は雇い主の家に住み込みで働いているヘルパーさん達が路上でカラオケや博打、ショート動画のダンス撮影をしている様子なども見ることができました。
1時間ほどまち、入店!
ワゴンに乗った飲茶が運ばれてくるので、呼び止めてセイロの中をチェック。好みの飲茶があればセイロを受け取り、テーブルの上の注文カードにスタンプを押してもらいます。
こちらは店内がキレイで景色も良く、味も美味しい。値段もお手頃なので、おすすめです。※私たちは沢山待った反動で、めぼしい飲茶を好きなだけ注文していたら900HKD超えのお会計となってしまいましたが(汗)通常は2人で350HKD程度です。
2.パワースポット「黄大仙」で占い
飲茶でエネルギーチャージした後は、「求める願いが必ず叶う」と言われる香港のパワースポット黄大仙祠(ウォンタイシン)へ。
中国の伝統的な寺院建築と、陰陽五行説や風水に従った庭園。そして、占いで知られている香港で最も有名な寺院のひとつです。
MTR観塘線「黄大仙」駅のD出口から徒歩3分。先ほどのMaxim’sからは1回乗換、40分ほどで到着します。
鮮やかな朱色と金の装飾が映える中国建築のお寺は圧巻。お線香をお供えするときは、<3回礼をして、自分の名前、年齢、生年月日、叶えたい事を心の中で唱える>と、神様が願いを叶えてくれるそうです。
この願いが叶うか占うため、寺内にあるおみくじを引き、出てきた番号を占いの館にいる先生に伝え、結果を読み解いてもらう仕組みとなっています。
このお寺は庭園も見どころのひとつで、風水の教えに沿って池や建物を配置しているため、歩いているだけでご利益がありそう。香港感満載のお庭です。
祠の外周にある占い師の館「黄大仙答品哲理中心」では、100人を超える占い師が待機しており、ブースの前には対応言語の紙が貼ってあります。(30-3000HKD)
今回、お寺の中の案内センターに占い結果がレシートに印字される機械を見つけたので、私たちは占い師にお願いせず、印字結果をGoogle翻訳で読み取って楽しみました。(無料)
お線香を配っている場所もあるので、すべて無料で楽しむ事ができる、とてもコスパの良い観光地でした!
神様への詳しい参拝方法、おみくじの手順、占いの値段相場やおすすめの先生はこちらに記載しています。
3.異国情緒なマッサージ「Taipan」
参拝で精神は浄化されたので、次は疲れた身体を癒すため、尖沙咀/チムサーチョイ駅近くの「Tai Pan Reflexology Parlour 大班公館/タイパンリフレクソロジー」に向かいました。
こちらは1940年代の中国をイメージした内装のマッサージパーラーです。 清潔な空間で、異国情緒に浸りながらマッサージを受けることができます。
カバンと靴をロッカーに入れ、着替えが終わった後はフットバスに足を入れ、肩たたき器を肩に載せてもらいセラピストを待ちます。
私が今まであたったセラピスト3名はみんな強さの加減も心地よく、今回は女性不在で男性スタッフでしたが、やっぱり上手でした。
こちらでは足裏・全身マッサーだけでなく、ペディキュア、リンパドレナージ、耳垢ケアなどさまざまなサービスがあります。50分以上のトリートメントを受けると、これまた写真映えしそうな空間で中国茶を頂けます。
設備はとても豪華な分、通常の足裏マッサージ施設よりも100HKD程度割高。ですが、差額を支払う価値が充分にあると思えるマッサージ屋さんです。
お会計の際にマッサージスタッフへのチップを要求されますので、10HKD程度で充分です。
4.「麗晶軒/Lai Ching Heen 」で最高の北京ダック
マッサージで癒されたあとは、美味しい中華料理で最後の夜を飾ります。
「麗晶軒/Lai Ching Heen 」は旧インターコンチネンタル、現在はリージェントホテル内の中華料理店。2022 年に改装、改名される前の店名は「欣図軒(Yan Toh Heen)」で、日本人にも有名でした。毎年ミシュラン2つ星を獲得しています。
カニの甲羅とカニ肉の詰め物、カリカリの龍港チキンなど、ヤントーヒン時代の人気メニューは今でも提供されています。
私は北京ダックが大好きで、少なくとも月に2回は格安店から高級店まで北京ダックを食べ歩いていますが、こちらのダックは大きさ、皮につく網目の美しさ、パンケーキやソースの味も、すべてが極上でした!マンダリンのマンワ―、ペニンシュラのスプリングムーンに並ぶおすすめのダックです。
こちらのお店では北京ダックを1羽頼むと、1.皮のパンケーキ巻き、2.ダックの身の湯葉巻き揚げ、3.レタス包み、と3コースで出てくるので、アラカルトの頼みすぎに要注意です。
海側の大きな窓からはビクトリアハーバーと香港島の夜景が一望できます。毎日20時から開催される「シンフォニー・オブ・ライツ」と呼ばれる、香港のビル群が10分間、壮大な音楽に合わせてキラキラと輝く光のショーも、店内からばっちり見ることができました。
香港フィルのBGMは聴く事が叶いませんが、高級中華レストランで燕の巣のスープを飲みながら見る光のショーは、この世の全てを手に入れたような気分に浸れて抜群に楽しかったです。
香港在住中の筆者の、母の来港にあたり考えた「香港の1日観光プラン」をご紹介しました。なるべく無駄がない路地で、余裕があるプランなので、大人のゆっくり旅にはちょうど良かったなと感じました。何かひとつでも参考になる情報が提供できていれば嬉しいです。