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【クアラルンプール】地元民のように夜市を楽しむ

逗子 マリナ

逗子 マリナ

マレーシア特派員

更新日
2023年12月13日
公開日
2023年12月20日
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マレーシアで夜の楽しみの一つが夜市(Night Market/Pasar Malam)です。
郊外では住宅街の道路を封鎖して歩行者天国にして開かれることも多く、地元の人々を中心に晩ごはんを買いに、B級グルメの食べ歩きといっただけではなく、食料品、衣類、雑貨、おもちゃなどさまざまな屋台が出店しています。クアラルンプール市内では週末だけではなく、平日の夜でもこのような夜市が開かれています。

夕暮れから活気が出てくるナイトマーケット

今回ご紹介するのはクアラルンプールに隣接するペタリン・ジャヤ(Petaling Jaya)にあるエスエスツー(SS2)エリアで毎週月曜の夜18:00頃から開かれるエスエスツー・マンデー・ナイト・マーケット(SS2 Monday Night Market/Pasar Malam)です。

SS2はクアラルンプール中心部から車で20分ほど。住宅街や商店街がひしめいた大変活気あるエリアとなっています。またドリアン屋台が多かったり、庶民的な飲食店なども多く、地元民のみならず観光客も多く訪れるエリアとなっています。

昼間の熱気がまだ残る中、食べ物の屋台からはよい匂いが漂ってきます。
目についたものをさっと買って食べるのも夜市の楽しみ。
さっそく散策してみましょう。

「オタオタ」は蒸し焼きにした魚のすり身
スパイスがアクセントの練り物

マレーシア風練り物のオタオタ(Otak-otak)
魚のすり身にスパイスで味をつけココナッツやバナナの葉などに包んで蒸したもの。4枚でRM5(約157円)。その場で食べてもおいしいのですが、和風のおでんや煮物に入れるとちょっとピリ辛でエスニックな味となります。

生活用品、台所用品を売る屋台

マレーシアにもホームセンターはありますが、なぜかここで品定めをして購入していく人も多め。

容器もらい好きなものを自分で詰めて会計する経済飯

この惣菜が並ぶトレーはエコノミーライス(経済飯)
自分の好きなものを持ち帰り容器に入れたり、その場で飲食する場合は皿に盛って会計をします。
その名の通り、ホーカー(屋台)で定番のマレーシアのローカル飯です。

仙草は台湾や東南アジアでもよく使われる
暑気払いにもよいとされる涼茶

マレーシアのみならず東南アジアや台湾でもおなじみの仙草ドリンク。
暑気払いによいとされる苦味のある漢方茶ですが、シロップの甘味があるためビタースイートな味わい。
仙草ゼリー(Grass Jelly)といってゼリー状になったものも有名です。
こちらの大きいものRM2.5(約78円)。

豚を扱っているのでノンハラルの文字が店頭に
脂も甘くやわらかい焼き豚

中華系住民の多い地域でおいしいのが焼き豚(Roast Pork)。
小(small)はRM15〜20(約471〜628円)でおそらく最大で200gほど。
1kgはRM85(約2671円)とサイズが選べます。
串を入れてくれるのでこれもまた食べ歩きにぴったり。
焼き豚はほんのり塩味で脂身も柔らか。

「おいしそうに撮ってね」と作業風景を見せてくれたナシレマ屋台

国民食ともいえるナシレマ(Nashi Lemak)の店は、ご夫婦で営んでいるだそう。
旦那さんが具材を手際よくのせると、奥さんが手際よく包んでいきます。

1枚焼き上がるのに3〜5分ほどのカステラ
ほどよい甘さでおやつにピッタリ

生地に砂糖をかけ砕いたピーナッツがたっぷり入ったカステラは一切れRM1.7(約53円)
常連と思しき人は角の部分から買っていっていました。
見た目ほど甘くななく、買ったそばから食べている人や多めに買って持ち帰る人がいました。
看板もないのですが知る人ぞ知る名店!?

日が暮れる前から屋台を眺めながら歩いているとあっという間に時間が過ぎ、夜が更けるにつれてなんともいえない独特な雰囲気が漂ってきます。
夜市はだいたい22:00頃少し前まで。
マレーシアらしい夜をぜひ楽しんでみてくださいね。

(撮影by逗子マリナ)
※屋台の写真は店主様に撮影許可をいただいています。
※写真の無断転載禁止

夜市
エスエスツー・マンデー・ナイト・マーケット(SS2MondayNightMarket/PasarMalam)
住所
JalanSS2/61,SS2,47300PetalingJaya,Selangor、SS2公園周辺
営業日
毎週月曜17:00〜22:00
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