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¡Hola! コロンビア特派員のSaeです。
もう、街はクリスマスムード一色!でしょうか。
コロンビアには寒い冬は基本的にありませんが、
クリスマスはみんな大好き!
もちろん、前回の記事でもお話しましたが
カトリックの国であることも大きな理由の一つ。
でも、やはりこのキラキラしたムードとか、ウキウキするような、
そんな気持ちは同じなのかもしれません。
今日は、コロンビアでのクリスマスはどんなものなのか、
食いしん坊のSaeらしく、食べ物を中心にお伝えします。
「日本人はクリスマスにKFC(ケンタッキーフライドチキンのこと)を食べるらしい」
というネタは、日本のことを少し知っている外国人には共通の話題。
私もよく、「なぜクリスマスにKFC?」と聞かれることがあります。
そもそも日本人がクリスマスにフライドチキンを食べるのは、
ターキー(七面鳥)があまり市場にないから、その代わりにチキンを食べている
のだと思っているのですが、合っていますか?
そう、西洋の国の多くでは、クリスマスにはターキーを食べますよね。
でも、ここコロンビアで、ターキーはめったにお目にかかりません。
もともとあまり、食べる習慣がないのだと思います。
また、日本人のクリスマスのもう一つの楽しみがクリスマスケーキでしょう。
木の切り株の形をした、ブッシュ・ド・ノエルなども有名ですね。
でも、コロンビアにいろいろなケーキは常に売っているものの、
クリスマスにケーキはあまり食べません。
また、映画などでよく出てくる、ジンジャーブレッドクッキーもあまりありません。
そう、つまり、コロンビアのクリスマスに食されるものは、
私たち日本人が「西洋のクリスマス」とイメージしているものとは
全くと言っていいほど、一致しないのです。
ではコロンビアのクリスマスには、
どんなものを食べるのでしょうか。
2020年の我が家は、こんなものを食べていました。
https://www.arukikata.co.jp/web/article/item/3000779/
他にも、定番のものは、
スーパーマーケットを見てみるとよくわかります。
必ずと言っていいほど見かけるのが、この、ゼリーみたいなお菓子
(を作るキット)。
これはNatilla(ナティージャ)というお菓子で、ババロアのようなものでしょうか。
いろいろな味があり、ここに並んでいたのは、
パッションフルーツ、キャラメル、ココナッツ、ライト(低カロリータイプ)、ココナッツとキャラメルのミックス
でした。
このナティージャは、普段よく食べるお菓子という程ではなく、
ある意味クリスマスに食べる特別なもの、に近いかもしれません。
そして、このナティージャの隣に必ずあるのが、こちら。
これは、buñuelos(ブニュエーロス)というお菓子(のキット)で、
球型のシンプルなドーナツと言ったところ。
こちらは、パン屋さんに行けばいつでも売っているもので、
朝ごはんやおやつによく食べられます。
味はほんのり甘く、とてもシンプル。
ですが、ときどき、中にキャラメルやチョコレートクリームを入れたものが売っていることも。
これはどの時期でも食べられ、一つ2,000ペソ(100円弱)くらいから買えるので、
コロンビアに来たらぜひ食べてみてください。
ただし、できてから時間が経っているものはべちゃっとしていて美味しくないので、
できれば揚げたてのタイミングを狙いましょう。
また、こちらの記事
https://www.arukikata.co.jp/web/article/item/3002233/
で紹介した「タマーレス」も、クリスマスの定番。
私たちが想像するクリスマスの食事とは、だいぶかけ離れたものであることが
おわかりいただけたのではないでしょうか。
それぞれの国や地域のクリスマスの祝い方、
いろいろ比べてみると、とてもおもしろいですね。
みなさんも、素敵なクリスマスを!
それでは、
¡Chao!