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毎年クリスマスになるとクアラルンプールの街中でもさまざまな場所で目を引くクリスマスレコレーション。
寒く白い雪に覆われたイメージが多い中、マレーシア最大のショッピングセンターの1(ワン)ウタマ・ショッピング・センター(1 Utama Shopping Centre)では、真夏のクリスマスが広がるデコレーションが話題になっています。
メリー・シーズン・オブ・セレブレーション(A Merry Season Of Celebration)と名付けられた今回のデコレーションは、これから夏に向かう南半球のオーストラリアのクリスマスがテーマ。
12月に雪が降らない国々のクリスマスという世界観が広がっています。
アウトバック・ワイルドネス・クリスマス・アドベンチャー(Outback Wildness Christmas Adventure)が展開されているニューウィングのイベントスペースがあるLGフロアのオーヴァル(LG Oval)は、どこまでも続くアウトバック(オーストラリア中央部の砂漠地帯)や青い空が抜ける真夏のオーストラリアに大変身。
デコレーションの中心となるのは高さ約10メートルの巨大なツリーハウス。すべり台もついていて子どもたちが楽しめるのはもちろん、木の上にある秘密基地は大人の遊び心も刺激されます。
ツリーハウスには実際に登ることが可能。見渡すとオーストラリア固有の草花が咲き誇る小道や、アウトバック式バーバキュー、水汲み風車などが配置されクリスマスストール(屋台)の雰囲気を盛り上げています。
ダイブ・イントゥ・ビーチ・サマー・ファン(Divはe into Beach Summer Fun)は、イオン(Aeon)にほど近いオールドウィング側にあるグランド・フロアのセンターコート(GF Centre Court)に。
こちらはオーストラリアのもう一つのイメージであるビーチがテーマ。
メルボルン郊外のブライトン(Brighton)海岸には、実際にカラフルなビーチハウスが並んでいるいることで有名です。その風景からインスパイアされた砂浜の風景が再現されています。
周囲には本物のビーチさながらの砂浜(砂場)も登場し、遊べるようになっています。
海はありませんがそれでもビーチハウスのリアル感はSNS映え間違いなしなので必見。
熱帯マレーシアで体験する南半球の真夏のクリスマス。
雪が降るだけではないクリスマスもあるのだと改めて世界の広さを感じさせますね。
期間中はアウトバック式バーベキューや雰囲気を盛り上げる魅力的なオーストラリアの楽器でデジュリドゥ(Didgeridoo)のショーなども開催されます。
今年はいつもとは一味違った真夏のクリスマスを楽しんでみてはいかがでしょうか。
余談ですが私はマレーシアに来る前にオーストラリアのメルボルンに4年間在住し、地球の歩き方の歩き方WEBのメルボルン特派員だったので、真夏のクリスマスになつかしい気持ちになりました。
夏の間は芝生も枯れて茶色くなっていたり、空気が乾燥していたり、またビーチは日差しが強く、ビーチハウスを所有する人たちで賑わう海岸を眺めたりしました。
サーフィンをするサンタクロースが登場したり、40度近い気温の中でクリスマスツリーが飾られたいたことを思い出します。マレーシアは熱帯の国なので半袖過ごすクリスマスにはどこか似たような感じがします。
(撮影by逗子マリナ)
※1ウタマ・ショッピング・センター広報より撮影許可をいただいています。
※写真の無断転載禁止