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ボンジュール! 皆さん、こんにちは。
ブリュッセル特派員のYumiです。
今回は、ブリュッセルのグラン・プラスのそばにある5つ星ホテル、Hotel Amigoに新しくオープンした、話題の「Bar Magritte」へ行ってきましたので、ご紹介します。
マグリットとは、ベルギーを代表とする画家、Rene Magritte (ルネ・マグリット)という人物のことです。
20世紀を代表する芸術家で、シュルレアリスムの巨匠として知られています。
ブリュッセルには、王立美術館の隣にマグリット美術館があり、そこはブリュッセルの観光地ともなっています。
マグリットの生誕125周年を迎える2023年11月21日、ブリュッセルの5つ星ホテルのHotel Amigoに「Bar Magritte」がオープンしました。マグリットのBarがオープンするのは世界初だそうです。
昨年、私自身もブリュッセルのマグリット美術館へ行き、マグリットの世界観に魅了されました。
「Bar Magritte」は、店内の壁一面にマグリットの絵が描かれていて、マグリットの絵の世界の中でお酒を楽しむことができる、夢のような空間です。
店内は思ったより広く、 オープンしたばかりなのでまだ世間に知られていないせいか、混雑はしていませんでした。
客層としては、品格があるベルギーのマダムやムシューがたくさんいて、Hotel Amigoのなかにあるのが理由だと思うのですが、非常に高級感があり質が高い雰囲気です。
作品本のような美しい本を開くと、それはメニューでした。
メニューには、マグリットの作品からインスピレーションを得たカクテルメニューと、彼の絵が載っています。
今回私たちはお酒のみを注文しましたが、小皿料理もありました。
お酒が運ばれてくると、見たこともない美しい形や、珍しい素材のお酒のグラスが登場。
バーテンダーによる、パフォーマンスも披露してくれました。
カクテルの上ににシャボン玉のようなものを浮かせ、その後に破裂して魔法のように煙が出たり、
カクテルにガスバーナーで火を付け、青い火が燃え煙が出たり、ドリンクでさえ芸術的作品でした。
私はインテリアが好きなのですが、インテリア好きにはたまらない美しいものであふれているBarです。
マグリットらしい色使いと、アンティークとモダンが調和していて、遊び心たっぷりの夢のような空間でした。
目に見えるすべての物が目の保養になり、心が満たされました。
私が言葉で伝えるよりも、一度訪れて五感で雰囲気を感じて欲しいと思います。
以上となりますが、いかがでしたでしょうか。
今回は、クリスマスの日に大切な友人家族とこちらのBarへ行ったのですが、また大切な日には訪れたい場所です。
特定の曜日には、ジャズや生演奏を聴けるイベントも開催しています。
これからどんどん「Bar Magritte」の認知度も上がり、混みそうな予感がします。
内緒にしたいくらい、魅力的なBarです。
マグリットの絵がお好きな方、インテリアがお好きな方、お酒がお好きな方、
混まないうちに、ぜひ一度訪れてみてくださいね。
ブリュッセル特派員 Yumi