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チャイニーズ・ニュー・イヤー(Chinese New Year)が近づいてきました。
2月10日、11日を中心に今年最初のマレーシアのお正月を迎えることになります。
にぎやかなお祭り気分と、いたるところにあふれる赤色が今年も映えます。
今回は1ウタマ・ショッピング・センター(1 Utama Shopping Centre)のチャイニーズ・ニュー・イヤー(Chinese New Year)デコレーションをご紹介します。
今年のテーマは"A Timeless Lunar Reunion"。
マレーシアの伝統をテーマにしたどこかレトロでなつかしいマーケットの風景が登場しています。
ニュー・ウィング(New Wing)のイベントスペースLG Ovalの登場したのはニョニャ・スタイル・マーチャント・レーン(Nanyang-styled Merchant Lane)。
華やかな豪華なプラナカン文化の面影を残す建物を模した商店街の中心には、アイコンともいえる劇場が堂々とそびえています。
ビンテージのポスターが貼られた壁には映画のポスターが。
辰年(ドラゴン・イヤー)ということで、映画のタイトルにもなった往年の香港アクションスターをモチーフにしたデコレーションも。またそれにちなみ武道のデモも披露されるそうです。
縁起物のみかん(マンダリン)の鉢植えや桃の花に彩られ、お正月を迎える雰囲気が漂っています。
昔ながらの風情漂うお菓子屋さんで、ビスケットと名物だという飴を買いました。
ビスケットはマレーシアでは定番人気のココナッツビスケットです。
サックリとした軽い口当たりとほどよい甘さ、そして口の中に入れると広がるココナッツの香りが南国らしさを感じさせます。
オールド・ウィング(Old Wing)のGF Centre Courtでは今のマレーシアでもおなじみの市場オールド・マーケット・スクエア(Old Market Square)がにぎわっていました。
目を引くのは巨大な時計塔で、1937年に実際に使われていたレプリカなのだそうです。
新年を祝うアイテムを販売する実店舗が連なっていて、飾りやハンパー(かごに入れた贈答品)が売っています。
この時期のクアラルンプールは平日でも普段より人が多く、日本の年末と似たような雰囲気も感じられます。
チャイニーズ・ニュー・イヤーは中華系マレーシア人が新年を祝う行事ですが、マレー系もインド系も楽しそうにデコレーションの前で写真を撮ったり、店をのぞいている光景いつもながら印象的です。
また、中華圏でもマレーシア、シンガポールなどでしか食べられない祝善イーサン(魚生/Yee Sang)もこの時期限定で中華料理店などで食せます。
トッピングにサーモン、鮑などの魚のほかに千切り野菜などを混ぜて甘くて少し酸っぱい梅ソースをかけ、願掛けをしながらいただきます。
こちらもマレーシアならではなので、機会があったらぜひ食べてみてください。
※イベントの詳細等は公式サイトで確認をお願いいたします。
(撮影by逗子マリナ)
※1ウタマ・ショッピング・センター広報より撮影許可をいただいています。
※写真の無断転載禁止