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コロナ禍が去り、自由な海外旅行が出来る世界が戻った! と、思ったのも束の間。信じられないレベルの円安で、日本から出ていくには少々勇気のいる時代に突入してしまいました。しかし一方の観光地も「そんな事に負けずにぜひ来てほしい!」と思っているのも、また事実。そのような状況を打開しようと観光立国であるマカオは、今までやったことがなかったほどの大々的なプロモーションを展開。今週3月8日(金)から10日(日)まで、東京中央区は日本橋 COREDO室町にてマカオ政府観光局が六大IR(インテグレーテッド・リゾート)を引き連れて、都内にマカオを出現させるイベントを開催いたします。
マカオ政府観光局(以下、MGTOと表記)は今週金曜日(3月8日)から3日間、東京で大規模なロードショーを開催します。
それに先立って3月6日は〝マカオ観光+コンベンション〟をテーマにし、最新パッケージ・情報プロモーション会議及び商談の機会を設け、積極的なマカオ観光へのアプローチの機会を創造いたします。 この機会を通し日本の方々と観光に携わる旅行業界の方々に、マカオ観光におけるアピールポイントについての理解を深めていただき、日本とマカオの観光産業のマッチングを促進し、国際的な観光市場の開拓をすることをターゲットとしております。
MGTOの今年初となる大型ロードショーは3月8日から10日までの3日間、東京中央区のCOREDO室町テラス大屋根広場で開催します。今回のロードショーは昨年のコロナによるロックダウンの解除以来、マカオが日本において開催する初めてのロードショーイベントとなります。
マカオ航空及びマカオ六大IRもブースを展開し、それぞれの観光ファシリティやセールスポイントをアピール。またこれらに連動したお得感のある各種観光プロダクツをリリースし、カスタマーのリソースを引き寄せることに注力して参ります。
マカオ〝観光+コンベンション〟最新プロダクツと情報プロモーション及び商談会は明日(3月6日)、東京都中央区丸の内のパレスホテル東京で開催されます。このイベントで日本の観光業界にマカオの最新の観光及びコンベンションの情報を提供いたします。午後には商談の時間を設け、日本とマカオの旅行業界の交流やマッチングを促進。日本の市場をターゲットにした両国の観光・交流の機会を積極的に創造し促進いたします。
マカオは2019年までに年間延べ30万人の日本からの観光客を迎えておりました。この数字は当時、国別に記録したなかでは第3位の位置を占めておりました。コロナ禍の運休期間を経て、今年の1月から東京・大阪 – マカオ間の航空便を1日1便の定期運行へと戻し、それによってMGTOはタイミングをみてさまざまなアプローチを開始、宣伝に注力を注ぎました。その中で航空会社とのコラボレーションを積極的に行い、日本~マカオ間の往復航空券にインセンティブプロモーションを展開。それに加え今回の東京ロードショーのように、マカオの観光業全体でのプロモーションをはじめ、日本の観光客を惹きつけ、海外旅行先を選ぶときに、マカオがファーストチョイスとして浮かぶよう、積極的に訴求しております。
マカオが昨年、全面的にゼロコロナ政策を解除して以降、MGTOは国際マーケットのプロモーションを再起動させました。オンライン・オフラインを問わず、プロモーション広告、ロードショー、業界内でのリサーチおよび旅行展示会などを通し、東南アジアや北東アジア地域においての各種宣伝・プロモーションを積極的に行なっております。
それらの結果として多くの旅行者の方々がマカオに戻ってくる様、積極的に呼びかけを行い、観光業全体のインバウンド効果がコロナ前の水準に戻るよう、努力し続けております。
やはりコロナ禍後の回復はどの国もなかなか難しいのが現実です。このところの円安効果や質の高いコンテンツのおかげで観光業に限らず、アジア地域では産業も含めて日本のひとり勝ちのように映るのは否めません。
大小合わせて30もの世界遺産を数え、世界有数でなおかつ複数の大型IRをもつマカオの観光立国としての魅力はまだまだ奥深いものがあります。
かつてはカーレースとカジノの町といわれたマカオも、脱カジノ産業を目指し、本来の意味のIR(インテグレーテッド・リゾート)の意味を見出す努力を日夜しております。
円安で海外へ行くのは「今はちょっと」と、悩む傾向は否めませんが、日本から比較的近いマカオは、日本の西洋文化伝来のルーツの地であり、かつてポルトガルの大航海時代の終着地として縁深い両国の関係がある事は歴史が証明しております。
すぐに海外へ旅行とはいかない方々も多いと思いますが、この機会に東京でマカオの息吹に触れていただき、マカオへの旅の情景をイメージしていただければと思います。