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こんにちは。
大阪特派員のかおりです。
4日連続で雨の大阪ですが、桜の開花まであとわずか。
まだ冬のコートが手放せませんが、春を待ちましょう。
大阪市にある国立国際美術館では特別展「古代メキシコ マヤ、アステカ、テオティワカン」が開催中です。
2023年6月に東京から始まり、福岡、最終の大阪会場となりました。
古代メキシコの3大文明であるマヤ文明、アステカ文明、テオティワカン文明で発掘された出土品約140件が一挙集結しています。
会場となる国立国際美術館は世界でも珍しい「完全地下型」美術館で、鉄パイプが空に伸びたようなユニークな外観の1Fから降り、地下2Fと地下3Fに展示室があります。
古代メキシコ展は地下3Fとなっています。
会場内の作品は撮影OKです。
青いテオティワカン文明から、マヤ文明になると一面赤い展示になるのが美しいです。
1994年にマヤのパカル王の妃である通称「赤の女王」の遺体が盗掘されずに発見されたということには驚きですが、生前の女王の姿が装飾品と一緒に展示されていますのでじっくりご覧になってください。
詳しい展示内容は筆者が語るまでもないですが、充実した展示量と展示物の魅力的な見せ方に大満足でしたので、ぜひ実際に美術館に行ってみてくださいね。
グッズが充実しており、図録や定番の文房具などはもちろんメキシコ食材も販売されています。
中南米グッズを取り扱うチチカカとコラボしたTシャツやエコバッグが可愛かったです。
ガシャポンが3種類あり、展示物の絵柄のアクリルキーホルダーはちょっと欲しくなってしまいました。
おすすめはテオティワカン文明のピラミッドを飾った神様ケツァルコアトルのペンケースで、持っていたら絶対に誰かに声をかけられることは間違いないです。
テオティワカン文明とアステカ文明の間に栄えたトルテカ文明のトゥーラの遺跡のアトランティス像のショルダーバッグも小さい子どもがいたら持たせたいかも!
地下1Fにはアステカ文明の鷲の戦士像の顔出しパネルがありますので、ぜひ顔を出しておきましょう。
地下1FのCAFE&LOBBY 隠::INでは、特別展「古代メキシコ」会期中に古代メキシコにちなんだメニューを楽しむことができます。
ランチにデザート、ドリンクまで充実しています。
古代メキシコプレートはイカ墨のトルティーヤがメインで、メキシコ料理の伝統的な具沢山スープのポソレ、ナチョスなどがついています。
お肉プレートは鶏肉に、パンかライスを選べます。
ランチは他にお魚プレート、サラダプレート、お子様ランチがあります。
子ども用のパンフレットをいただけたり、映像も多く、顔出しパネルやレストランなど子どもにも優しい展示でした。
手で触れてしまう距離の展示物に気をつければ小学生でも十分楽しめますので、ぜひご家族でお出かけください。
地下2Fで同時開催のコレクション展も合わせて入場することができますので、帰りにお寄りください。
近辺の紹介としては、2022年に開館した新しい美術館、国立国際美術館のすぐ隣りの大阪中之島美術館では現在モネの展覧会を開催中です。
子どもに人気の大阪市立科学館はリニューアル工事のため2024年夏まで全館休館中ということですので、お気をつけください。