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オーストリアには1年に1日だけ販売されるパンがあるのをご存知でしょうか?オーストリアでは、イースターの時期に断食をする人のために、小麦粉、水、塩、胚芽のみを使用した「ファスティング・プレッツェル」がパン屋さんで販売されます。パン屋さんによって日にちは異なりますが、1日限定で販売されることが多いです。見た目も味もシンプルですが、とてもおいしいです。このように日本では珍しいイベントや食事がオーストリアにはイースターの時期たくさんあります。今回ご紹介するのはウィーンで毎年開催されている、イースターマーケットです。
ウィーンの人気観光地のひとつであるシェーンブルン宮殿では毎年イースターマーケットが3月中旬から4月にかけて開催されます。
2024年は75店舗もの出店があります。手作りの雑貨、イースターエッグからお食事も販売されているので、ひとつずつ見て回るには1時間は必要です。
筆者はここのマーケットではガラスでできた卵をふたつと、小さい陶磁器でできたニワトリやポストカードを購入しました。
出店する店舗や地図は公式ホームページから確認ができます。
アム・ホーフ広場の市場はイースターの工芸品よりお食事が多い印象です。
イースターエッグを販売しているお店は3店舗ほどで、他は飲食とアクセサリーやキャンドル屋さんでした。
食べ物はクリスマスマーケットと似ていて、ラクレットやチムニーケーキ、ソーセージがたくさんあります。
アム・ホーフのイースターマーケットのチラシは、うさぎ柄のハガキになっていてかわいいので行ってみた際はぜひ探してみてください。
手作りのイースターエッグといえばフライウング広場で行なわれるアルトウィーナー・イースターマーケットです! ひとつずつ手作りのため、同じ柄でも少しづつ違い選ぶのに迷ってしまいます。
種類が豊富なので、きっとお気に入りの卵が見つかります!
伝統的な柄のものから、ビーズがついた現代的なものもあります。卵の殻に小さな穴を開けてお花がデザインされているのもありました。
購入の際は、卵パックを取り、自分で好きなイースターエッグを入れてレジでお会計をします。
お値段はひとつ€8.90から€20のものがありました。
こちらの市場はアム・ホーフ広場から徒歩3分なので、ぜひ2ヵ所セットで回ってみてください!
イースターマーケット以外にもオーストリア全国でイースター期間中はあらゆるところに、うさぎやひよこの装飾が施されています。ぜひイースター期間中のオーストリアにも足を運んでみてください!