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ハイランドの南側に位置するケンゴーンナショナルパーク(Cairngorms Ntional Park)は、自然豊かなスコットランドのなかでも(というか、UK全体の中において)最大のナショナルパークです。
山、川、湖、とあらゆる自然の宝庫であるこの地では、ウオータースポーツ、スノースポーツ、野生動物ウォッチング、ウオーキングや登山、そしてサイクリングなど、さまざまなアウトドアスポーツを楽しむことができ、最近のキャンプ人気とも相まって、人気のホリデー地になっています。
スコットランドの南側からハイランドに向かう主要道路であるA9を走っていると、道路沿いに洋館のような大きな建物が現れます。これは「ハウスオブブルーア(House of Bruar)」というスコットランド産の高級服(おもにツイードやタータンのもの。)のブランド店です。
ここには洋服だけではなく、スコットランド産の食料品や雑貨を扱う店舗もあり、レストランやカフェ、そして広い駐車場も完備されているため、スコットランドを訪れる多くの人が立ち寄る大人気のスポットになっています。
今回はハウスオブブルーアの裏側から気軽に歩いて行ける「ブルーアの滝(Falls of Bruar)」に行ってきました。
1時間半ほどで気軽に行けるこの散歩道では、迫力のある滝や山頂からの山脈の景色、そして古い石造りの橋など、バラエティに富んだ風景を楽しむことができ、大変満足のいく時間を過ごすことができました。
今回はそんなハイランドの入口にある美しい散歩道「ブルーアの滝」を紹介したいと思います。
滝へ続く散歩道は、ハウスオブブルーアの店舗の真後ろから始まります。店の横にサインがあるのと、川の流れの音が聞こえてくるのですぐにわかります。
道は部分部分に急斜面があるものの、全体的になだらかで、本格的な登山の準備がなくても、子供から高齢者まで気軽にハイキングを楽しむことができます。
川の景色を楽しみながら5分ほど歩くと小さな石造りのトンネルが見えてきます。実はこれ、インバネスへと続く鉄道橋なんだそうです。この小さなトンネルをくぐると本格的なハイキングの入口になります。
主要な見どころは3ヵ所あります。まずはLower Fallsと呼ばれる短めの滝。短めといっても滝幅が広めで水量も多く、段々滝になっていて、そこに石橋もかかっていて、かなりの迫力があります。
その後すぐに2つ目のポイントである滝つぼと洞窟が現れます。
この日は3月初めの寒い日だったにもかかわらず、滝つぼと洞窟を崖伝いに歩いて探検するアクティビティを楽しむ集団がいました。ロープを張りながら崖伝いに歩いてきた人が次々に滝つぼに飛び込んでいて、大変驚きました。
その後道は上りの山道になります。高さはかなりあり、山頂からは遠くに雪をかぶったケンゴーンの山脈を見ることができます。
山道を登りきると3つ目のポイントであるUpper Fallsが見えます。この滝はかなりの高低差がある、見事な滝です。ここにもまた古い石橋があり、近くから滝を眺めることができるとともに、景色のいいアクセントにもなっています。
帰りは同じルートではなく、橋を渡って来た時とは反対側の道を下っていきます。反対側から見る景色はまた違った角度となり、同じ景色を二度楽しめる感覚でした。滝つぼのところまで戻ると、そこからはもとの道に戻ります。
道のりはおよそ2マイル。ゆっくり歩いて1時間半ほどのほどよい距離でした。壮大な自然といろんな形の滝、そして古い建造物である石橋がアクセントになり、まったく飽きのこない楽しいハイキングでしたね。
帰りにハウスオブブルーアに立ち寄ってお茶やランチ、ショッピングが楽しめるのもうれしいところです。
私はセントアンドリュースに近いファイフ地方から出発したのですが、片道1時間15分ほどで行くことができました。エジンバラからは2時間ほどで本格的な自然を満喫することができる、大変いいルートだと思いました。
機会がある方はぜひ訪れてみてください。