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ブキッ・ビンタン(Bukit Bintang)といえば、表通りにはハイブランドの路面店や高級ショッピングモール、ホテルが立ち並ぶクアラルンプール屈指の繁華街です。
小さな路地や小道には、小さな集合住宅や屋台などがぎっしりとひしめくアジアらしい活気と生活感あふれ、そのコントラストも魅力となっています。
多民族国家であるマレーシアではそれが食や文化にも反映されています。
クアラルンプールでは世界中の食が味わえるといっても過言ではありません。
そのなかでローカルフードといえばジャラン・アロー(Jalan Alor)です。
道の両側には飲食店や食料品店などがありますが、昼間はどちらかというと閑散としています。
ジャラン・アロー(Jalan Alor)がにぎわいだすのは夕方~日が落ちてから。
歩行者天国となり、飲食店だけではなくさまざまな屋台が並びます。
ここでの楽しみ方はいろいろです。
店でしっかりと食事をする、お酒を飲む、屋台のB級グルメを堪能する、などです。
屋台ではRM5~(約167円)からの手頃な値段で串焼き、揚げ物、干し肉、フルーツ、ジュース、マレーシアのお菓子、ひと口スナックなどが楽しめます。
人気店はいくつかありますが、なかでもよく知られていて、いつも食事をする客でごった返しているのが黄亜華小食店(W.A.W restaurant)です。世界的に有名なキャラクターのイラストが目印です。
ショッピングセンターのパビリオンKL(Pavilion KL)やブキッビンタン駅(Bukit Bitang)からジャラン・アロー(Jalan Alor)に向かい、いちばん奥に位置します。
入口がいくつかありますが、実は全部同じ店です。
外テーブルだけではなく実は店内でも飲食ができエアコンが効いています。
また、いつ行っても混雑しています。
次々に人が入ってくるので、スタッフに人数と伝えて待っていると空いた席に案内してくれます。
基本的に大皿料理ですが、サイズが選べるので少人数で出かけても数品オーダーすることができます。
チャーハン、青菜の炒め物などがどれを食べても納得。さすが人気店です。
定番といってよいのがチキンウィング(手羽先)です。
ソースは甘辛いのですが、マレーシア料理でよくあるスパイシーではなく、バランスが絶妙。
しかも手羽先なのに大きめで食べ応えがあります。
個人的にオススメする利用の仕方は、夜のクアラルンプールの熱気と雰囲気を味わいながら前菜がわりに屋台フードを少し食べ歩き→ゆっくり座って黄亜華小食店(W.A.W restaurant)で食事という流れです。
夜中まで人でにぎわうジャラン・アロー(Jalan Alor)。
夕方17:00ぐらいからポツポツと人が集まり、20:00を過ぎると多くの人でごったがえします。
ただし、スリなども多いので貴重品などには十分注意をするようにしてくださいね。
また少し入った路地裏などは意外と人気(ひとけ)がないところもあるので気をつけてください。
(撮影by逗子マリナ)
※撮影許可をいただいています。
※写真の無断転載禁止