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パリ・オリンピックでは、競技場によっては試合日に最寄駅から、イル・ド・フランス・モビリテの無料シャトルバスが運行されます。運行ルートとスケジュールをまとめました。
パリ・オリンピックでシャトルバスの運行が予定されているのは、パルク・デ・プランス、ローランギャロス、ヴェルサイユ宮殿、ゴルフ・ナショナル、エランクールの丘、ヴェール・シュル・マルヌ・ノーティカル・スタジアムの6会場10路線です。
プロサッカーチーム、パリ・サンジェルマンのホームスタジアムである「パルク・デ・プランス」では、オリンピックではサッカーが開催されます。人気スポーツのため日本から観戦に訪れる人も多いかもしれませんね。
試合当日は地下鉄9号線と10号線も運行されますが、それを補強する形で7月27日、28日、30日の3日間に限って、シャルル・ド・ゴール・エトワール駅(地下鉄1・2・6号線およびRER A線)からパルク・デ・プランスまでのシャトルバスが出ます。
テニスの全仏オープン開催地としても有名なローランギャロスでは、オリンピックでもテニスが開催されます。またボクシングの会場としても使用されます。
地下鉄9号線または10号線を使い徒歩で訪れることができますが、ポルト・ドーフィヌ駅(地下鉄2号線およびRER C線)からシャトルバスも運行されます。
太陽王と呼ばれたルイ14世により拡張され整えられたヴェルサイユ宮殿では、近代五種と馬術というオリンピック競技のなかでもクラシックな種目が、宮殿を背景に開催されます。
パリからヴェルサイユ宮殿に向かう際には、ヴェルサイユ・リヴ・ドロワット(L線)、ヴェルサイユ・シャトー・リヴ・ゴーシュ(RER C線)、ヴェルサイユ・シャンティエ(RER C線およびN線、U線)の3つの最寄駅があるのですが、3駅それぞれからヴェルサイユ宮殿までシャトルバスが運行されます。
パリの南西郊外ギュイヤンクールにあるゴルフ・ナショナルはゴルフの全仏オープンの開催地として有名です。ここではもちろんゴルフが行われます。
サン・カンタン・アン・イヴリーヌ(RER C線およびN線、U線)またはマッシー・パレゾー駅(RER B線およびC線)とゴルフ・ナショナルの間で運行されます。
標高231mあるエランクールの丘は、パリ近郊でもっとも標高が高い場所です。ここでは自転車マウンテンバイクが行われます。高台にあるため、遠くにエッフェル塔やラ・デファンスの高層ビル群を眺めることもできます。
サン・カンタン・アン・イヴリーヌ駅(RER C線およびN線、U線)から会場までシャトルバスが出ます。
パリ東近郊のヴェール・シュル・マルヌにあるノーティカル・スタジアムでは、カヌースプリントとカヌースローラム、ローイングが開かれます。
ビュシー・サン・ジョルジュ駅(RER A線)またはシェル・グルネー駅(RER E線)と会場がシャトルバスで結ばれます。
内容は変更する場合もありますので詳細はイル・ド・フランス・モビリテのウェブサイトをあわせてご参照ください。