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マルセイユ近郊、絶景のカランク国立公園を紹介します。自然が織りなす造形美とコバルトブルーの海は忘れ難い思い出になります。
カランク(calanque)とは、フランス・プロヴァンス地方の地中海沿岸に見られる特徴的な地形で、切り立った岩に囲まれた入江のことを指します。
このカランクを広範囲にわたってかかえ、国立公園に指定された一帯がカランク国立公園です。
海、陸の両方がひとつの国立公園に含まれている珍しい形態となっています。
カランク国立公園は、マルセイユとカシ(Cassis)、ラ・シオタ(La Ciotat)の3つのコミューンにまたがっていて、その領域内には多数のカランクがあります。
カランク国立公園への行き方、楽しみ方、さまざまな方法がありますが、今回私はクルーズ船のガイドツアーを選びました。
マルセイユ旧港、地下鉄のVieux Port駅から海側を見て、港の右側の角にCompagnies Maritimes社のチケット売場があります。
カランク国立公園へのチケットは2種類。
(1)Intégrale des Calanques
カランクをCassisの手前まで網羅するコースです。
マルセイユの旧港からカシス湾まで、すべての入り江を訪れ、時間をかけてそれぞれの入り江の中心部を探検します。
所要時間:約3時間15分。 12の入り江を訪問。
料金:33€
(2)Essentiel des Calanques
時間のない方におすすめする、Sugitonの入江までのマストコース。
SormiouとMorgiouというこのエリア最大の入り江と、美しいSugitonを訪れます。
所要時間: 約 2 時間 15 分。合計6つの入り江を訪問。
料金:27€
Compagnies Maritimes社
代表的な3つの入り江をマルセイユ旧港から近い順にご紹介します。
さてさて、折り返し地点を過ぎて、右側の丘の上にノートルダム大寺院が見えてきたら、終点の旧港が近づいている証拠。
左側の丘の上には、マルセイユ大聖堂も見えます。
このアングルから見られるのは、海の上からならでわです。
潮風に吹かれながらのクルーズは特別な体験でした。