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【コロンビア】コパ・アメリカ準優勝!街の様子は?

ロンドノ宮内 紗恵

ロンドノ宮内 紗恵

コロンビア特派員

更新日
2024年7月16日
公開日
2024年7月16日
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¡Hola! コロンビア特派員のSaeです。

「コロンビア」ってどんな国なのか
日本人にはあまりよく知られていませんが、
「コーヒー」と「サッカー」
を挙げる人が多いように思います。

今回はその「サッカー」の話。
先日、アメリカ合衆国にて行われていた、
南北アメリカ大陸のサッカーの大会"Copa America (コパ・アメリカ)"で
コロンビアがなんと準優勝!

国内は大盛り上がりでしたので、その様子についてお伝えします。

国を上げての応援・決勝翌日は祝日に

準決勝を勝ち抜いたコロンビアナショナルチームは絶好調。
なんと、ナショナルチームはここまで、28戦負けなしという驚異的な記録を残していたのです。
決勝進出も23年ぶりとのことで、国内は大盛り上がり!

決勝進出が決まると、コロンビア大統領は、
決勝戦の翌日月曜日を、急遽祝日にすると発表しました。
日本では考えられないことですね。

決勝当日。キックオフはコロンビア時間で午後7時からなのにもかかわらず、
朝からいたるところでどんちゃん騒ぎ。
特に選手たちの出身地などでは、広場にたくさんの人が集まり、
そこへメディアもやってきて、終日、盛り上がり具合が放送されていました。

私は一般的な住宅街に住んでいますが、
それでも、小さな飲み屋さんには人がたくさん集まり、
多くの家が独立記念日並みに国旗を掲揚したり、
コロンビア国旗のトリコロールカラー(赤、黄、青)の
デコレーションを施したりしていました。

路行く人たちの約7割は、ナショナルチームのユニフォームを着ていました。
コロンビアのユニフォームは鮮やかな黄色。
どこにいてもとても目立ちます。

今日の試合を見ないコロンビア人は皆無なのではないか
と思うほどの光景でした。

昼間に公園でサッカーをする子どもたち。大多数がコロンビアのユニフォームを着ています。

会場ではトラブル続き。でも無事キックオフ

さて、試合はアメリカ合衆国のマイアミで行われました。
相手は、前回ワールドカップでも優勝している強者アルゼンチン。

南米はサッカー大国が多く、
会場にはたくさんのコロンビア、アルゼンチンサポーターが集まったようです。

コロンビア時間で午後7時からを予定していた試合は、
「セキュリティ上の理由」により、開始がどんどん遅れていきました。
私が見ていたテレビ放送では、
「偽造チケットが見つかった」
とされていましたが、実はそれが理由ではなかった模様。

詳しくは、Yahoo!ニュースなどで日本語でも出ていますので
気になる方は検索してみてください。

キックオフは、予定よりも90分弱遅れましたが、無事スタート。
これは、コロンビアあるあるなのですが
サッカー、特にナショナルチームの試合がある日は
隣近所から歓声や雄叫び? のようなものが聞こえるので、
「あ、今日は試合があるんだな」
とわかります。

この日も例外ではなく、特に国民のほとんどが見ていたと思われる試合。
家の中にいても、外からはいろいろな音が聞こえました。

私もユニフォームを着て、自宅で観戦。愛犬はあまり興味なし。

延長戦の末、残念ながらコロンビアは負けてしまいました。

それでも、コロンビアの背番号10番、キャプテンのハメス・ロドリゲスに
大会MVPが贈られるなど、彼らの活躍が称えられました。

サッカーはコロンビア人にとって、とても大切なスポーツ。
コロンビアに来た際には、ぜひ現地のサッカーの試合を
見に行ってみるのも楽しいはず!

それでは。
¡Chao!

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