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【京都】長刀鉾のからの眺め

Akio

Akio

京都特派員

更新日
2024年7月17日
公開日
2024年7月17日
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祇園祭の17日は前祭りの山鉾巡行です。
16日の朝、長刀鉾に行って来ました。
長刀鉾は、唯一稚児が乗り込む鉾で、山鉾巡行では先頭を行く鉾です。

長刀鉾には、「ちまき」(1200円)を買うと、二階へと上がれ鉾に乗れます。

二階では、長刀鉾の装飾品や稚児の衣装等が展示されています。

懸装品は、前掛・胴掛・見送・があり、それぞれに貴重なる染織懸装品で
飾られます。

こちらは孔雀図の胴掛。

稚児の衣装。
こちらも龍柄。

こちらは、鶴と夏草に流水。

織田信長と長刀鉾

長刀鉾では、提灯やテント、浴衣や手拭いにも「長」の文字が使われています。
この「長」の文字は、かつて織田信長が、長刀鉾町から何かを寄進された時に、
返礼に自筆で書いた文字が、デザインのもととなったといわれています。

また、信長公は左利きであったとも伝えられています。

鉾へは連絡橋を渡って行けますが、長刀鉾は現在でも女人禁制の伝統を守っている
唯一の鉾で見物客も例外ではありません。

連絡橋をわたり、鉾に乗り込みました。

鉾の上の広さは六畳位でしょうか。
そんなには広くないところに、巡行の日は、稚児・禿とその父、稚児係、囃子方など約50人が乗ります。
さらに屋根の上には屋根方。鉾の前方には音頭取りも乗ります。
これだけの人数が乗り込み、動かすのですからすごいですね。

長刀鉾の重量は、約11t。地上から鉾頭までの高さは約25m。
山鉾巡行の日、鉾を引く曳き子は50人。鉾一台に総数は100人以上となります。

鉾の提灯の間から、梅雨空の四条通りが見えました。

祇園祭り・これからの日程

17日
午前9時~前祭山鉾巡行午後4時~神幸祭(しんこうさい)(神輿渡御(みこしとぎょ))八坂神社~四条御旅所
18日~21日
後祭山・鉾建て後祭各山鉾町
20日~21日
後祭曳(ひ)き初(ぞ)め・山舁(か)き初(ぞ)め後祭各山鉾町(鉾・曳山、一部舁山)
21日~23日
後祭宵山後祭各山鉾町(鉾・曳山のみ)
24日
午前9時30分~後祭山鉾巡行午前10時~花傘巡行八坂神社~市役所前~八坂神社午後4時頃~還幸祭(かんこうさい)
25日
午前11時狂言奉納八坂神社
28日
午後8時頃~神輿洗(みこしあらい)四条大橋
29日
午後4時神事済奉告祭(しんじすみほうこくさい)八坂神社
31日
午前10時~疫神社夏越祭(えきじんじゃなごしさい)八坂神社境内疫神社
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