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スウェーデン・ストックホルム 世界最古の野外博物館 スカンセン

マユミ・スティーブンス

マユミ・スティーブンス

ベルギー特派員

更新日
2024年9月23日
公開日
2024年9月23日
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スカンセンはスウェーデンの自然と文化の今、過去、そして未来を体験できる、世界最古の野外博物館

スカンセン(SKANSEN)
1891年に設立されたスカンセンは、世界最古の野外博物館で、ストックホルムのユールゴーデン島の中心にあります。
スウェーデン民芸の父・アルトゥール・ハゼリウス(Artur Hazelius)が開園した世界初の野外博物館には、スウェーデン全土から移築された160以上もの代表的な家屋や農園が点在しています。
歴史を通じてスウェーデン人が暮らし、働いてきた様子を紹介しています。
30ヘクタールの広大な園内には動物園や水族館、工房街やミュージアムショップもあり、大人も子供も楽しめ、観光客のみならず、スウェーデン人にも大変人気があります。
ストックホルムのユニークで美しい景色を眺めながらの散策は、どこを切り取っても絵になります。

季節ごとに行われるイベントをスカンセンで体験できたらラッキーです。有名な夏至祭りをはじめ、クリスマスマーケットやイースターなど興味のわくイベントがたくさん。タイミングを合わせて出掛けてみるのもおすすめです。

写真掲載の許可はストックホルム宮殿から事前に得ています。

セグロラ教会(Seglorakyrka)は、1730年に建てられた古い木造の教会です

工房の街(Stadskvarteren)
スカンセンに入場して、左方向にあるエスカレーターで丘の上に着くと、そこには昔から今をつなぐスウェーデンの暮らしに触れられる、工房の街(Stadskvarteren)が形成されています。
雑貨屋やパン屋、ガラス工房、陶器屋、印刷屋、荒物屋、修理屋などが軒を連ねています。どの工房も昔のままの店構えで、当時の衣服や道具を使ってお店を開いています。

ThePrinter'sHome新聞「What´sNew?」の編集も行われていました
TheBakery1870年代のベーカリーを再現しています。焼きたてのパンやクッキーが購入できます

▪️マナーハウス Skogaholms herrgård
1794年の夏の暮らしを体験すべく、ガイド付きツアーが行われています。
それ以外の時間は、当時の暮らしの展示を見ることができます。
レトロなスタイルとはいえ、かなり充実したキッチンは、見応えあり。
特に料理に興味のある人におすすめです。
季節によってワークショップも行われているようです。

■ Bagarstugan
スカンセンのほぼ中央、ショップの集まる広場のそばにBagarstuganはあります。Bagarstuganはパン屋小屋の意味で、19世紀初頭頃からのものが現在も使われています。
当時の働く女性たちがパン屋や醸造所に集まって、大麦粉のフラットブレッドを作っていたそう。
作業のお供は昔から伝わる歌。それを歌いながら、作業したのだそう。
偶然にもBagarstuganの奥の長屋で、私達は当時から伝わる歌を聴くことができました。

スウェーデン語がわからなくても、楽しくなるような、優しくリズミカルな歌でした
住所
Djurgårdsslätten49-51,11521Stockholm,Sweden
電話
+4684428200
営業時間
10:00-18:00
休業日
なし
URL
https://skansen.se/en/
入館料
265SEK(スウェーデンクローネ)〜*入館料は季節によって変わります。サイトで確認してください。
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