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9月16日の独立記念日を無事に迎えたメキシコ。
毎年9月は、国全体が独立を祝う特別な季節です。
9月15日の夜、全国各地で¡Viva México!と叫ぶ伝統的な「エル・グリート」が響き渡り、独立を祝う盛大なイベントが開催されました。
メキシコシティのソカロ広場では、間もなく退任するアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領も熱のこもった叫びを披露し、国民と共にこの記念すべき日を祝いました。
花火や音楽、人々の歓声が一体となり、街はカラフルな装飾とともに華やかな雰囲気に包まれ、9月はまさにメキシコの誇りと歴史を感じる月であり、国中が一つとなってその喜びを分かち合っています。
過去の記事はこちら https://www.arukikata.co.jp/web/article/item/2153580/
そんな賑やかな祝祭ムードが落ち着きを見せると、今年は特別な祝日が待っています。
それは、6年に一度訪れる大統領就任日です。この日は、選ばれた大統領が正式に職務を引き継ぐ日であり、メキシコでは法定休日とされています。
2024年の大統領選挙では、クラウディア・シェインバウム氏がメキシコ初の女性大統領に選ばれました。
彼女の就任を祝うこの日10月1日は全国で休日となり、国民にとって歴史的な瞬間を共に祝う機会となります。
メキシコは世界的に見ても祝祭日が少ない国のひとつで、法令で定められた祝日はわずか7日!
1月1日(元旦)
2月の第1月曜日(憲法記念日の振替)
3月の第3月曜日(ベニート・フアレス生誕日の振替)
5月1日(メーデー)
9月16日(独立記念日)
11月の第3月曜日(メキシコ革命記念日の振替)
12月25日(クリスマス)
これだけなんです。。。。。
日本は年間16日(土日にあたると振替休日にもなるのでその場合はもっと多い)
ですので、今年2024年は6年に1度だけ、祝日が8日ある年となるわけです。
ちなみに、アンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領の時は2018年12月1日でした。
祝日が増えたことを喜んでいるのか、それとも新しい大統領の誕生を祝福しているのか?
メキシコ人の本心は誰にもわかりませが、そういったことも含めてそれがメキシコの魅力でもあるのでしょう。
2024年10月1日、6年に一度の特別な祝日とともに、メキシコは新たな歴史を刻む準備をしています。