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兵庫県神戸市東灘区から西宮市にかけて広がる地域である灘(なだ)は、日本を代表する酒造地帯です。灘五郷として5つの酒造地区、魚崎郷、御影郷、西郷、今津郷、西宮郷に分かれており、その中の魚崎郷にある浜福鶴(はまふくつる)へ行ってみました。
浜福鶴は地酒蔵元として「福鶴」ブランドの独自性を保ちながら、規模に左右されない、地域の酒文化の発展に貢献してきた酒蔵です。
昔からこの近域で作られている酒造好適米の「山田錦」と、天然のミネラルを豊富に含んだ六甲山の伏流水が上質なお酒を作り上げています。
直売コーナーには数多くの日本酒が並んでいます。
しぼりたての生酒試飲コーナーや有料で数種類が飲めるきき酒処、大吟醸ソフトクリームもあります。
1996年にガラス越しに酒造りの工程が見学できる蔵に全面改修されました。
大きな樽の中の階段を上って行きます。
見学コース入口には写真スポットがありますので、ぜひはっぴを着て写真を撮ってくださいね。
実際の生産ラインですので本当でしたら作業風景を見ることができるのですが、祝日でしたのでお休みのようで非常に残念でした。
酒作りの行程がパネルやビデオでわかりやすく説明されていました。
江戸時代から使われている酒造道具の展示があり、こちらも写真スポットです。
魚崎郷には浜福鶴の他に、徒歩圏内で菊正宗酒造記念館、櫻正宗記念館「櫻宴」がありますので、酒蔵通りを散歩してみてくださいね。
※人物の撮影は許可を得ています。