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おしゃれなお店や飲食店が並ぶ人気エリア、シドニーのサリーヒルズですが、最近「サリーヒルズ・ビレッジ(Surry Hills Village)」が再開発され、注目を浴びています。オープンしたばかりのイブホテル(The EVE Hotel)周辺にはスーパーマーケットやカフェ、レストランなどがあり、近日中にはルーフトップバーや高級日本食レストラン、エステサロンもオープン予定とのこと。
今回はその中のお店のひとつ、シドニー発のライフスタイルブランド「サーデイ(Saardé)」におじゃましました。トルコの伝統的な石鹸や上質なリネンなど、日本でも喜ばれそうなアイテムが満載で、見ているだけでもワクワクするお店です!
サリーヒルズは、観光やビジネス街として知られるシドニー中心部よりもローカル色が強い地域です。シドニー中心部は「高いビルが多くて、アジア人だらけ」という感想を持つ人も少なくないようですが、少し足を伸ばしてお隣のサリーヒルズまで行くと、雰囲気がガラッと変わります。賑やかなクラウンストリート(Crown Street)には、フォトジェニックなカフェやパブだけではなく、イタリア、ポーランド、メキシコ、トルコ、インド、ベトナム、ジャパニーズなど、国際色豊かなレストランがずらり。
そのクラウンストリートをレッドファーンに向かって歩いていくと、つきあたりに特徴のある建物があります。そこが今回紹介する「サリーヒルズ・ビレッジ」です。
「サリーヒルズ・ビレッジ」はサリーヒルズの端に位置し、正確な所在地はレッドファーンになります。バスは304、352、355、374があり、ライトレールのサリーヒルズ駅からは徒歩7分程度。余裕があれば、シティから30分ほどかけてクラウンストリートを歩いてみるのも楽しいかもしれません。色々見て歩いていたら、意外とあっという間ですよ。
落ち着いた雰囲気の建物の中に、ヨーロッパ風バー「Bar Julias」や、アジアの味やカクテルを楽しめる「Island Radio」、ギリシャレストラン「Olympus」などがあり、他にもスーパーマーケット「Coles」と「Harris Farm」、酒屋や薬局など、色んなお店が入っています。
そして、その一角にあるのが「Saardé(サーディ)」です。2018年にシドニーでスタートしたブランドで、ここが初めての旗艦店になります。日本未上陸のブランドのため、ひと味違うシドニー土産を買うのにぴったりのお店です。
▪️ Saardé
住所:Shop L116, 4 Baptist St, Surry Hills, NSW, Australia
電話番号:0426 683 169
営業時間:月・火 午前11時〜午後6時、水〜金 午前 11 時~午後 7時、土・日 午前 10 時~午後 6時
シンプルかつ洗練された雰囲気が漂う店内。そこに並ぶ魅力的な商品の中で、特におすすめのアイテムをスタッフさんに教えてもらいました。
イチオシは、ハンドボディウォッシュと石鹸です!白と茶色のオリジナルボトルに、トルコの伝統的なオリーブオイル石鹸の製法を用いたボディウォッシュが詰められています。サーデイ独自の特別な香りは全7種類あり、おすすめはサンダルウッドがメインのスパイシーな香り「イスタンブール」、オレンジブロッサムとシナモンのフローラルな香りの「セント・ラファエル」、そしてイブホテルのアメニティとしても置かれているタイム・オリーブ・ベルガモットの香りが爽やかな「アンダルシア」だそう。
固形石鹸の方はさらに種類が多く、どちらも保湿性抜群で泡立ちも申し分ありません。実際に店内で使用感を試すこともできますので、スタッフさんに聞いてみてください。
そして、古代ギリシャのエッセンスとイタリアングラスに着想を得たタイムレスなデザインのカイロス・グラススコレクション。耐熱性・耐久性の高いグラスで、食洗機でも洗えます。
特に私が素敵だと思ったのは、オリジナルデザインのシャンパングラスとワイングラス。こんな形、初めて見ました。カラーバリエーションも豊富ですし、特別な夜を演出してくれそうですよね。
それから、トルコ綿100%のビーチタオル。柔らかいのにしっかりした素材で、吸収性が良く乾きやすい、使い勝手が最高のタオルです。毎シーズンごとにオーナーさん夫婦がデザインしていて、毎年新作を買いに来るリピーターもいるそう。
他にも、大切な人へのお土産や自分へのプレゼントに、良さそうなアイテムがたくさんあります。私自身も見ているうちに、色々揃えたくなってしまいました。もっと商品を見たい方は、ウェブサイトをチェックしてみてくださいね!
サーデイは、トルコ出身のShenol(シェノール)さんとVerity(ヴェリティ)さんのご夫婦で立ち上げたブランドです。奥さんであるヴェリティさんの祖父は有名な画家だそうで、ブランド商品のパッケージデザインや店舗内装など全て彼女が関わっています。シュノールさんも絵を描くので、近いうちに店舗とイブホテルを繋ぐ通路に、彼の絵が飾られるとのこと。
そして2月中旬頃には、ローズベリー(Rosebery)で再開発された「Engine Yard」にももう1店舗サーデイがオープンする予定だそうです。こちらもシドニー中心部からバス一本で行ける面白い地域なので、また改めて紹介しようと思います。