キーワードで検索
スラウェシ島(Sulawesi)って聞いたことありますか?
インドネシアの東に位置する赤道直下の「K」の形をした島で、マリンアクティビティからトレッキングにキャンプ、また神秘的な文化体験までできる、島全体がテーマパークのような秘境の島です。
本日は、まだ世界的にもあまり知られていない、まるでタイムスリップしたかのような絶景が待つ「南スラウェシ」の魅力についてご紹介します!
あのクレイジージャーニーでも特集された、世界的にも珍しい葬式が行われるトラジャ。死後も服を着替えさせたり食事を与えたりと、その死生観はかなり独特です。
トラジャ族の葬儀はとても開放的で、観光客でも参列することができます。私も参加してきましたが、親族宅に迎え入れ、お酒や豚肉を竹筒で蒸した伝統料理などをたらふくご馳走になりました。また、生贄として水牛や豚を屠殺する儀式はかなり衝撃的なものでした。
葬儀にかかる費用は約100万円以上! スラウェシの平均月収が5万円前後、お金が貯まる頃にはミイラ化してしまうこともあるとか、ないとか…
スラウェシ最後の秘境ともいわれるスラヤールには、手付かずの自然が広がります。なかでもジナト島にある干潮時のみにしか現れない幻のビーチ「Lidah Beach」はとにかく絶景! 見渡す限り美しい波紋の広がるビーチはまさに白砂の砂漠のよう!
おすすめは午前7~8時頃の潮が引ききっていない時間帯。エメラルドグリーンのラグーンと白砂ビーチとのコントラストはまるで天国にいるかのような絶景で現実世界にいるのを忘れてしまいます。
また、サンゴ礁の欠片でできた島やベイビーシャークと一緒に泳げる島など、スラヤールは秘境の宝庫なのです!
2023年にユネスコ世界ジオパークに登録されたマロス・パンケップ(インドネシアで8番目)には世界最古の洞窟壁画や世界2位の長さを誇るカルスト地帯が広がります。
なかでも人気は、ジャングルのなかを小型船に揺られながら探検する「ラマンラマン」。終着地にはかつて海の底だった広大なカルストの絶景が待ち受けています。
美食の町として名高いマカッサルにはご当地グルメがたくさん! 1食Rp20.000(200円)以下で食べられるローカル店が多く、食べ歩きもおすすめ!
牛肉とスパイスを煮込んだチョトマカッサル。ブラス(白米をココナッツの葉で包んだ)と一緒に食べます。見た目に反してあっさりとした味付けで、1杯150円程度と財布にも優しい!
バナナをもちもち触感の緑の衣で包んだお菓子ピサンヒジョウ。練乳シロップをかけて甘々にして頂きます。これが暑さでやられた身体に染みわたる。。。
いかがでしたでしょうか? まだまだ日本には知られていない魅力たくさんの秘境 「スラウェシ島」。皆様のお越しを心からお待ちしております!