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円山公園のシンボルの桜でもある祇園枝垂れ桜が見頃を迎えています。円山公園の桜の季節には約800本のソメイヨシノやヤマザクラなどが咲き揃います。八坂神社の東、知恩院の西南に広がる円山公園は、明治19年にこの一帯を公園として整備した京都では最初の公園です。ここに立つ祇園枝垂れ桜。正式名称は「一重白彼岸枝垂桜」(ひとえしろひがんしだれざくら)。2025年の春も見頃を迎えています。
円山公園の園域は八坂神社、知恩院に隣接していて、園内には、野外音楽堂や坂本龍馬と中岡慎太郎の銅像もあります。円山公園にはソメイヨシノに枝垂桜や山桜など約800本の桜があります。公園中央へと進むと、円山公園のシンボルの桜でもある祇園枝垂れ桜が迎えてくれました。正式名称は「一重白彼岸枝垂桜」(ひとえしろひがんしだれざくら)。
初代のシダレザクラは、根回り4m、高さ12m、樹齢200年余で、昭和13年、天然記念物に指定されましたが、昭和22年に枯死しました。現在の桜は二代目で、昭和3年に15代佐野藤右衛門氏が初代のサクラから種子を採取し、畑で育成したものを同氏の寄贈により、昭和24年に現地に植栽したものです。
現在の容姿は、樹高12m、幹回り2.8m、枝張り10m。まさしく京都を代表する桜です。円山公園・シダレザクラのライトアップは、4月9日(水)まで行われています。ライトアップ時間は18:00〜22:00まで。
円山公園
〇住所 京都市東山区円山町
〇アクセス
(電車)阪急「河原町」から徒歩約15分京阪「祇園四条駅」から徒歩約8分
(市バス)京都駅から100・206系統で約20分「祇園下」下車徒歩約3分