【イタリア・ナポリ】世界三大テノールプラシドドミンゴヴェルディガラコンサート出演

公開日 : 2022年11月23日
最終更新 :
筆者 : ピッパ

皆さん、こんにちは!

Ciao a tutti!

この秋からルチアーノ・パヴァロッティコンサート、オペラ・メフィストフェレ、蝶々夫人と立て続けに仕事をした後、ナポリで数日のんびりしていました。そんなころ、ピアチェンツァ歌劇場からドミンゴのヴェルディガラコンサート出演依頼が届きました。

普段はナポリに住んでいるためオペラは別にして、数日しかしない稽古のコンサートなどはギャラが少ないため近くに住んでいる合唱団員が席次関係なく優先的に呼ばれることが多いのですが、今回はマエストロ直々に決められたそうですので、オペラ・メフィストフェレの仕事ぶりが評価されたんだと心からうれしくなりました。
その上、あの世界三大テノールの一人プラシド・ドミンゴがピアチェンツァ歌劇場へ歌いに来られるということ!
初めてマエストロドミンゴと出会ったのは、当時大学生19歳の時、大阪でオペラオテッロの映画を上映したときに、実母と見に行きました。そうしたらなんとドミンゴさんが試写会に来ていました。
あの時はイタリア語も当然話せず遠くの方から手を振るのがやっとでした。
それから大阪のシンフォニーホールでリサイタルを聞きに行ったり、ミラノ留学後スカラ座でオペラ・フェドーラを見に行ったときにサインを初めてもらったりしましたが、これまで一緒に仕事をしたことはありませんでした。

以前ピアチェンツァ歌劇場でヴェルディレクイエムを指揮者として振りに来ましたが、自宅が遠かった私は当時コロナ禍でロックダウン中だったため、劇場近辺に住んでいる合唱団が優先的に呼ばれ仕事をすることができませんでした。
ですので、今回は晴れて念願がかなったのです。

80歳以上になられてても美声も衰えず、とにかく腰が低く謙虚!威張らない!人間的にすごすぎました!

私など足元にも及びませんが、それでも少しでも同じ空間にいられたことに感謝してこれからも精進していきたいと誓いました。
このガラコンサートに出演したあと、すぐにナポリサンカルロ歌劇場のオーディションがあり願書は提出したもののさすがに参加できませんでした。体調管理には気を付けないといけませんね。

また次回機会があると思いますので、その時はチャレンジしたいと思っています!

ピッパ





筆者

イタリア特派員

ピッパ

イタリアミラノへオペラ留学後日伊間を往復する暮らしを初め、結婚後はイタリア各地に移住。

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