コート・ダジュール NOW ! 南仏のガレット・デ・ロワ

公開日 : 2023年01月07日
最終更新 :
筆者 : YUCA

ガレット・デ・ロワとは?

自家製ガレットデロワ
自家製ガレットデロワ

Galette des Rois(ガレット デ ロワ)ガレットとはケーキ。デ ロワとは王様の。というフランス語です。直訳すると、王様のケーキ となります。カトリック圏では、クリスマスは一大イベント。その締めくくりの日が1月6日(公現祭)となり、祝日となります。その日に食べられるお菓子がこのガレットデロワと呼ばれるパイ生地にアーモンドクリームが詰まった素朴な焼き菓子となります。フランスを旅していると1月中はお菓子屋さんやパン屋さん、スーパーマーケットでも見かけると思います。こちらがフランスで一般的なガレットデロワ。

コロンヌ・デ・ロワとは?

土地が変われば気候、特産物も変わるため、南仏では、ブリオッシュタイプの生地に果物の砂糖漬けがデコレーションされたものが主流で、正しくは、Couronne des Rois(コロンヌ デ ロワ)王様の冠。と呼ばれます。が、人によっては、ガレットデロワと呼ぶ人もいます。

ガレットデロワ、コロンヌデロワの楽しみ方

こちらのケーキには、楽しい仕掛けがあります。ケーキの中に、当たりが隠されており、その当たりが入ったケーキを選んだ人は、冠が授与され、幸運が1年間継続すると言い伝えられています。(紙でできた金色の冠は、大抵はケーキを買うとプレゼントしてくれます。)
その当たりは、昔は乾燥豆を使っていた由来からフランス語で、そら豆という意味のフェーヴとよばれます。現在は、そら豆くらいの大きさのオリジナル陶器が潜んでいます。食べてしまっては危ないという理由からアーモンドやマロングラッセで代用しているお店もあります。

1月にフランスへお越しの際は、本場のガレットデロワ、コロンヌデロワをご賞味くださいませ。

筆者

イタリア特派員

YUCA

イタリア ピエモンテ州 アスティ在住。 フードスタイリストとして活動15年目、アスティにて起業。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。