『地球の歩き方 カナダ東部』が4年ぶりに改訂!アウトドア大国ならではのカヌーツアーにお得情報も!最新情報はこちら

公開日 : 2023年01月26日
最終更新 :

新型コロナウイルスの世界的流行により、カナダでも都市部でロックダウンが行われるなどしました。4年ぶりの改訂で訪れたカナダですが、思った以上に落ち着いており、入国に関してもコロナ禍以前と同じ状態に戻っています。日本で一大ブームのアウトドアは、カナダでも大人気!紅葉時期のアルゴンキン州立公園から、カナダ流のカヌーキャンプをレポートします。スーパーマーケットやB級グルメなど、物価高を上手に乗り切る情報もチェックしましょう。

第1特集は「アルゴンキン州立公園のカヌーキャンプ」

湖から湖へとカヌーで移動するカヌーキャンプ(アルゴンキン州立公園)
湖から湖へとカヌーで移動するカヌーキャンプ(アルゴンキン州立公園)

日本の約27倍の国土面積に約3900万人の人口しかいないカナダには、手つかずの自然が多く残っています。春から秋にかけて、人々は週末になると郊外の自然公園を訪れ、アクティビティやキャンプを楽しむのが定番です。カナダ最大の都市トロント、首都オタワのいずれからも車で3時間ほどでアクセスできるアルゴンキン州立公園は、週末になると多くのカヌーイストやキャンパーでにぎわう人気アウトドアスポット。日本人にも「メープル街道」のハイライトとして有名ですね。今回の取材では、9月下旬にアルゴンキン州立公園を訪れ、現地ガイドの佐久間さんの手ほどきのもと本場のカヌーキャンプを楽しみました。

キャンプ場についたら、ガイドさんが火をおこし食事の準備をしてくれる。できるところは積極的に手伝おう
キャンプ場についたら、ガイドさんが火をおこし食事の準備をしてくれる。できるところは積極的に手伝おう

アルゴンキン州立公園では、キャンプと一緒にカヌーを楽しむカヌーキャンプが一般的です。湖畔のオートキャンプ場で楽しむカジュアルなものもありますが、今回体験したのはより本格的なインテリアキャンプ。これはカヌーにキャンプ道具一式を詰め込んで出かけ、車では行けないキャンプ場でテントを組み立てる移動式のキャンプのこと。カナダではとてもポピュラーで、ファミリーからカップル、友達同士、さらに年配の方々も楽しんでいます。環境保護や熊よけなどいろいろと決まりがあるため、初心者だけで体験するのは少し厳しいですが、日本人ガイド付きなら安心して楽しめます。日本でアウトドアにハマった人や海外でキャンプデビューしたい人もぜひチェックしてください!

物価高を乗り切るコツ、教えます!

モントリオールの名物、シュワルツのスモークミートサンドイッチ。食べきれないほどボリューミー。なおカナダでは食べきれない食事は持ち帰るのが一般的。翌日の朝食やランチにすれば節約になる
モントリオールの名物、シュワルツのスモークミートサンドイッチ。食べきれないほどボリューミー。なおカナダでは食べきれない食事は持ち帰るのが一般的。翌日の朝食やランチにすれば節約になる

今回カナダには1ヵ月ほど滞在しましたが、事前に聞いていたほどの物価高にはなっていない印象です。3年前の取材時と比べるとそれまで格安と言われていた食堂などのメニューは料金が跳ね上がっていますが、一般的なレストランの価格上昇は押さえられています。取材時は円安時期だったので物価は高く感じましたが、円高傾向にある現在、以前と同じくらいの為替レートに戻れば、それほどの物価高は感じないかも知れません。ただし、旅先ではなにかとお金がかかるので、安くできるところは安くあげましょう。
『地球の歩き方 カナダ東部 2023~2024年版』の巻頭特集では、「スーパーマーケットでのおみやげ探し」「名物B級グルメ」「地元マーケット」と、安くても楽しめるスポットを紹介しています。なかでも特に力を入れたのが、「B級グルメ」。トロント、オタワ、モントリオール、ケベック・シティの東部4大都市の名物B級グルメに、カナダ人ならみんな大好きなコーヒーチェーンのティムホートン、ローカルファストフード、ベンダーまでもりもりっと紹介。もちろん、全部実際に食べておいしいところをご紹介していますよ!

with & after コロナのカナダ観光は?

ケベック・シティの旧市街を歩く。マスクをしている人はほとんど見当たらない
ケベック・シティの旧市街を歩く。マスクをしている人はほとんど見当たらない

カナダでは、2022年10月1日をもって入国に際するすべての水際対策を撤廃しました。コロナ以前と同じく電子渡航認証システムeTAとパスポートさえあれば入国ができるようになっています。町中、建物内、公共の交通機関においてもマスク着用の義務はなく、心配な人がちらほらとマスクしているのを見かける程度。滞在中に症状が出ても軽症なら申告する必要はありません。
なお、日本帰国に際しては、必要とされる条件があり、出発前に準備するものについて詳しくまとめています。新型コロナウィルス感染症に関する情報は、状況に応じて変更されます。在カナダ日本国大使館や、厚生労働省のウェブサイトなどで、最新情報を確認しましょう。

カナダ旅のお供に!旅のバイブル「地球の歩き方」ガイドブック

各都市の物件の閉店・移転等を徹底調査。withコロナ旅の最新情報や、お得に旅するためのコツもカバー。 ナイアガラ の滝や『赤毛のアン』のプリンス・エドワード島、メープル街道、トロント、オタワ、モントリオール、ケベック などカナダ東部の旅に必携のガイドブックです!

※当記事は、2023年1月26日現在のものです

TEXT:『地球の歩き方 カナダ東部 2023~2024年版』編集担当 田中健作(グルーポ ピコ)
PHOTO:Katsu Sakuma(1枚目)、田中健作(グルーポ ピコ)

〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
渡航についての最新情報は下記などを参考に必ず各自でご確認ください。
◎外務省海外安全ホームページ
・URL: https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html
◎厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
・URL: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

筆者

地球の歩き方書籍編集部

1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』の書籍編集チームです。ガイドブック制作の過程で得た旅の最新情報・お役立ち情報をお届けします。

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