【6月7日一部運行再開】ストックホルム・アーランダ空港利用時は注意!アーランダ・エクスプレスなど列車運行が5月27日から停止に
アーランダ空港とストックホルム市街地を最速の18分で結んでいる列車アーランダ・エクスプレスですが、5月27日早朝に脱線事故が起きた関係で現在運行を停止しています。
ケガ人は2名で大事には至らなかったですが、現在のところ、復旧するのは6月7日となっています。この影響で、アーランダ空港に乗り入れているSL(ストックホルムローカル交通)、SJ(スウェーデン鉄道)やMälartåg(メラール鉄道)はアーランダ空港に替わってMärsta(メシュタ)経由となっています。このため、特にアーランダ空港へ向かう際は十分時間に余裕を持って行動してください。
代替手段1:鉄道+バス
ストックホルム市内からSL(UL)Peneltåg(Commuter rail、コミューター・レイル)を利用し、MärstaでSLローカルバスに乗り換えます。
コミューター・レイルはライン40、41、42X利用、Märstaで降車します。ライン40は通常アーランダ空港経由ウプサラ(ストックホルム)行きとなりますが、今回に限りMärsta経由となります。
ローカルバスはMärstaバスターミナルA乗り場からライン579または583に乗車、アーランダ空港では利用するフライトに応じて「Sky City/Terminal 5」または「Terminal2 and 3」で降車します。なお、ターミナル5は現在リニューアル中につき、ローカルバスの乗降場所はターミナル5と4の間にあるSky City1階となるのでご注意ください。
所要時間については、ストックホルム中央駅とMärsta駅間は37分、Märstaとアーランダ空港間が10分から20分程度となっています。
乗換えが1回ありますが、Märsta経由バス利用はSLチケットを通しで利用できるため、ストックホルム市内と空港間を最安値39クローナ(75分以内の移動制限あり、20歳未満または65歳以上は26クローナ)で結ぶ交通手段となっています。
タイムスケジュールやその他情報は、SLウェブサイトまたはアプリで調べてみてください。
なお、コミューター・レイルはスタッフ不足等で頻繁にキャンセルや遅延、変更が生じています。利用時は時間に余裕を持ちつつ、出発時間を事前に調べるようにしてください。
代替手段2:バスのみ
主にVy Flygbussarna(フリーグブッサルナ)、Flixbus(フリックスバス)があります。ストックホルム市内・アーランダ空港間の所要時間は45分程度、発着本数が多く直通で行けるので、最も楽な交通手段です。特にVy Flygbussarnaはストックホルム市内にいくつも停留所があるので、宿泊先が近いとさらに便利かもしれません。また、1乗車につき大人1名129クローナ、8歳から17歳は119クローナですが、グループ割や往復割引を利用できます。ただし、こちらは15分毎に1本程度と出発頻度は高いですが、先着制となっているため、行列ができている場合は次のバスまで待ったりと時間が読めない可能性もあるのでご留意ください。
Flixbusはヨーロッパ中にネットワークがあり、早期購入で安くチケットが手に入ります。こちらは予約制になっているため行列を気にする必要はないですが、1時間に1〜3本と頻度はFlygbussarnaに比べて少ないです。
ストックホルム市内での乗降場所は各ウェブサイトで確認してください。アーランダ空港ではTerminal2及びTerminal4(Terminal5利用時はTerminal4で乗降)となります。
Flixbusが利用できることを知っている方は少ないので、当日出発乗り場へ行ってみて、Flygbussarnaの行列が長そうであれば、Flixbusを予約するという手段もアリかもしれません。
Vy Flygbussarnaウェブサイト: https://www.flygbussarna.se
Flixbusウェブサイト: https://global.flixbus.com
代替手段3:タクシー
アーランダ空港では、ターミナル2の外やターミナル5の到着フロアを出たところにタクシーターミナルがあります。所要時間や利用料金はタクシー会社によって異なる場合があるため、利用時に確認してみてください。
筆者
スウェーデン特派員
たってぃ
2017年スウェーデンに移住。皆さんに読み込んでいただけるようなブログを目指してストックホルムの旬や”瞬”をお届けしていきます。
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