なんと香港とマカオ、珠海をむすぶ「港珠澳大橋」でハーフマラソン大会が開催
世界最長の海上大橋として知られている香港とマカオ、珠海を結ぶ港珠澳大橋(HZMB)ですが、驚いたことに11月19日にこの橋を使ってハーフマラソン大会が開かれることが決まりました。
HZMBは、全長55キロで、そのうち22.9キロは海の上にかかっていて、6.7キロは海底トンネルとなっています。2018年に開通したのですが、それまでの香港とマカオの往復はフェリーやヘリコプターだったので、新しい選択肢が増えたので、観光客としてはありがたい状況です。
この橋の香港側を活用して、ハーフマラソン(約21.0975キロ)を走ります。具体的なコースは香港側の「港珠澳大橋香港口岸(HZMB Hong Kong Port)」を出発→香港国際空港(HKIA)の南側を走り→10.5キロ地点で折り返し→港珠澳大橋香港口岸がゴールとなります。
海上橋ですから、ランナーは天候に恵まれれば気持ちよく走ることができます。海は行きが右手にあり、奥には香港国際空港があります。左手は東涌(Tung Chung)エリアで、ゴンピン360というロープウェーが稼働しているところなども見ることができます。折り返し地点の後の景色は、行きとは逆になります。
条件は満16歳以上で、日本から一般人が参加することも可能です(85米ドルの参加費)。申し込みは、8月14日~22日が受付期間です。もし、希望者が多ければ抽選となります。結果は8月25日に発表する予定です。参加が認められたランナーは、正式な登録と参加費の支払いを9月3日までに終わらせます。
なお、11月19日はマカオGPの決勝もある日です。香港とマカオを移動するという意味では、この橋を使ったシャトルバスは利用できないことになるので、もしマカオGPを観戦する予定がある人は高速船の移動になることを覚えておいてください。
筆者
香港特派員
武田信晃
新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。
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