マカオの公共交通の知識 バスが中心のマカオの公共交通

公開日 : 2023年10月11日
最終更新 :

マカオの公共交通はバスがメイン、次いでタクシーとなります。ライトレールもあるにはありますが、現在のところ市内観光に向いているような状況にはなっておりません。 従ってここでは公共交通のメインであるバスの路線図の説明をしたいと思います。

亞馬喇前地(Praça Ferreira Amaral)を中心に据えると見えるマカオのバス経路

亞馬喇前地(Praça Ferreira Amaral / 通称:アーマーラー)バスターミナル
亞馬喇前地(Praça Ferreira Amaral / 通称:アーマーラー)バスターミナル

マカオ市内の中心部、リスボアホテルと中国銀行マカオ本店前に広がるバスターミナル【1】亞馬喇前地(Praça Ferreira Amaral / 通称:アーマーラー)。
マカオのバス路線を利用する時に、このアーマーラーのバスターミナルを中心点として考えると路線図が理解しやすくなります。

このアーマーラーから最も北側にあるターミナルが中国広東省珠海市との国境である【2】關閘總站(Portas do Cerco/Terminal / 通称:グゥアンザァ)です。
マカオ半島の一番西南、マカオの語源とされているお寺である媽閣廟(マーコーミュウ)の近くにある【3】媽閣交通樞紐(Centro Modal de Transportes da Barra / 通称:バーラー)。
HZMBのイミグレーションがある【4】港珠澳大橋邊檢大樓(Posto Fronteirico da Ponte Hong Kong-Zhuhau-Macau / 通称:ブリッヂ)。
マカオのフェリーターミナル、【5】外港碼頭(Terminal Maritimo de Passageiros do Porto Exterior / 通称:マカオフェリーターミナル)。

橋を渡ってタイパオールドビレッジ - 官也街。ここはターミナルではありませんが【6】氹仔官也街(Rua do Cunha / クンヤンガイ)、【7】黑橋/地堡街(Ponta Negra/Rua do Regedor)のバス停がこのエリアへ行くには一番便利です。
タイパフェリーターミナルにある【8】氹仔客運碼頭(erminal Maritimo de Passageiro da Taipa)とマカオ空港の【9】澳門機場(Aeroporto de Macau)。これはそれぞれ「タイパフェリーターミナル」と「マカオエアポート」で通じます。

コタイ地区の【10】蝴蝶谷大馬路總站(Av. Vale das Borboletas/Terminal)、【11】路環市區(Vila de Coloane )。ここはコロアンビレッジ。
そしてマカオの一番南側にある【12】黑沙ビーチにある黑沙海灘(Praia de Hac Sa / 通称:ハッサービーチ)。

これらを【1】のアーマーラーを起点に【2】〜【12】へと繋いでみれば、おおよそマカオ全土のバス路線を網羅できます。

要所となっているターミナル / 停留所へと運行されている主な路線は以下の通りです。

【1】→【2】25
【1】→【3】11,21A
【1】→【4】101X
【1】→【5】28A
【1】→【6】11,22,28A,33
【1】→【7】11,22,28A,33
【1】→【8】MT1
【1】→【9】MT1
【1】→【10】52
【1】→【11】25,50
【1】→【12】21A,26A

これだけが全てではありません。あくまでも終点、経由地として設定されている路線で他にもありますが、経路がやや複雑だったりする為に、ここでは割愛しております。

直行型と循環型の目印と路線図の見方

バスの停留所にはこの様なドラム式の行き先案内板が設置されています。
バスの停留所にはこの様なドラム式の行き先案内板が設置されています。

マカオのバスは大きく分けて二種類の経路で運行されています。
日本も同じですが、終点までワンウェイで行く直行型と、最終的には乗った場所までグルグル回って戻ってくる循環型の二種類があります。

バス停の路線図を見るとこの二種類にはこの様な表記の違いがあります。

A.循環型経路。始点が一つしかない路線は循環型路線。
A.循環型経路。始点が一つしかない路線は循環型路線。
B.直行型経路。始点と終点がそれぞれ記されている路線は直行型です。
B.直行型経路。始点と終点がそれぞれ記されている路線は直行型です。

路線図はアプリをダウンロードして市内観光のメインツールに!

アプリの下部にメニューがあり、これは路線の一覧を選択した時の画面
アプリの下部にメニューがあり、これは路線の一覧を選択した時の画面

バスの路線図はアプリからダウンロードできます。
中国語と英語(バス停名はポルトガル語がメイン)しかありませんが、あると本当に便利です。

各路線には停車するバス停の名前が全て記載されております。

使い方としては、あらかじめ地図などで自分の行く方向を決めておきます。
ガイドブック等でバスの路線や下車するバス停の名前、或いはバス停の番号が記載されているケースがありますから、その路線や乗車するバス停をチェックしておけば良いと思われます。

またバスの経路図に三角コーンの表記がある場合があります。
これはその路線のバス停のいずれかが工事中、或いはバス停がなんらかの理由で移動になっている場合があります。

例えば路線図の11番にもこの三角コーンのマークが記されています。

この国慶節期間、観光スポットとしての官也街への流入が完全にオーバースーリズム状態になってしまった為、安全上の問題や流入規制を促す為にバス停の位置を変えました。
この様なケースの場合、ウォーニングの意味からもこの様に情報が随時追加されます。
しかし大概は前後のバス停の区間は歩いて行ける距離ですし、仮に停留所の場所が移動になったとしても精々が数十メートル変わるだけですから、それほど大きな変化はありません。

行きたい観光スポットをアプリで選択

アプリ下部の右のメニューボタンを押すとスポットの写真が表示されます。右の縦のメニューは観光スポットやレストラン、お土産物屋、ホテルなどのメニューが表示されます。
アプリ下部の右のメニューボタンを押すとスポットの写真が表示されます。右の縦のメニューは観光スポットやレストラン、お土産物屋、ホテルなどのメニューが表示されます。

行きたいスポットをアプリで探してその場所の写真を選択します。
そこをタップするとそのスポットの案内と行き方が表示されます。
徒歩かバスを選択。
出発地点はGPSの他、自分で入力します。

例えばこの中で方案(提案)1をタップすると、以下の様に出ます。

この様に下車する停留場などが詳しく出ます。
日本の交通アプリ系とほぼ同じ仕様ですが、言語が少ない(中・英)のはやや欠点ではありますが、マカオ市内全体を網羅していて、これひとつで全てをカバーできますので、ぜひご活用ください。
但し、GPSが届かなかったり、文字入力が中国語だったりとかなり不便を感じる事はあるかと思います。
予め下調べをしてメモ等に書いておき、併用する事をお勧めします。

下記のQRコードからダウンロードできます。

ライトレールについて

最後にライトレールについて。
現在のところタイパのフェリーターミナルから、同じくタイパの住宅街 オーシャンガーデンへの区間しかありません。
この区間はコタイ地区の大型IRが密集しているエリアの運行となっております。
始点から二番目のエアポート駅からは大型IRへの無料シャトルバスが出ているので、敢えてライトレールを使う意味があまり見出せないのが現状です。
しかし話しのネタに利用すると言う向きにはアリだとは思いますが、この車輌、東京お台場のゆりかもめをそのまま導入したものですから、特に目新しさはありません。

現在、【10】の蝴蝶谷大馬路總站への延伸工事が行われております。
観光や生活の重要なアシとなるには、もう少し先のはなしとなるでしょう

筆者

マカオ特派員

マカオナビ

マカオは中国中央政府の指示もあり、ルールや法律の変更が非常に早い地域です。できる限りの早さで最新の情報をアップしていきます。

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