アッペンツェルで梅干しもどき作り
アッペンツェルで梅干しもどき作り
私が住むアッペンツェルには「日本食材店」がありません。
チューリッヒやベルン、バーゼル、ジュネーブ、ローザンヌなどには日本食材店だけでなく、日本人の料理人が腕をふるう和食屋さんもあり、ハイレベルな日本料理が堪能できます。
が、ここ東スイス地方には日本食材店がないため、オンラインで注文したり、ビオのお店で売っている日本の食材を見つけたら買ったり、スイス産の「日本食もどき」を買ったりしています。
そういう貴重な日本の食材のひとつである梅干し。
私は、数年前から自分で「梅干しもどき」を作り始めました。
といっても、日本で手に入る青梅は、ごく限られた短い期間、特定のお店でしか見当たりません。
そこで、まずは手始めに小さい杏で梅干しもどきを作ってみました。
瓶に杏と塩とクエン酸を入れ、1ヵ月ほど地下室で放置。
1日1回ほど瓶を振って混ぜたくらいですが、カビも生えず、水分もしっかり出ていい感じに。
赤しそやルバーブを入れて赤くしてもよい、とネットで見たけれど、怠け者の私はそのまま色なしで。
わが家は日差しの強い山の上にあるので三日三晩、庭のテーブルの上で干しました。
夜露っていうものがちゃんと作用したのかは謎ですが、見た目はいい感じ。
瓶に入れ、冷蔵庫で保存しました。
見た目はまあまあの出来!
味も本物とは少し違うような気もするけれど、最近はステビアや蜂蜜入りなど、いろいろな種類の梅干しがあるので、これはこれで梅干しでした。
合計4.5kgほど。
この画像は初めての、杏での梅干しもどき作りのものです。
今度は、貴重な(?)青梅から作った梅干しについて投稿しようと思います。
筆者
スイス特派員
ヘス 順子
スイス東部のアッペンツェルに住んでいます。日本とスイスの橋渡しになるような仕事をし、それを深めていきたいです。
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