かわいらしい中世の雰囲気を楽しむ オベルネの魅力
絵本のなかにあるようなかわいらしい村
ワイン街道沿いの小さな町。中世の雰囲気がよく残る町並みに、ルネッサンス様式のモニュメントが調和した美しい町だ。隅々まで木骨組みの家が並ぶ城壁内を、いくつかのモニュメントを追いながら散策してみよう。
町の中心、マルシェ広場 Pl. du Marchéには、16世紀に造られた穀物取引所 La Halle aux Blés(現在はブラッスリー)がある。広場の泉には、聖オディールの像が立っているが、彼女はオベルネで生まれたアルザス公の娘で、アルザスの守護聖人。その後ろに見える高い塔は、13世紀末のもの。もとは教会の鐘楼だったが、教会は内陣を除いて破壊された。その残された内陣に現在観光案内所が入っている。市庁舎として使われている建物も、改築を繰り返し、さまざまな建築様式の変遷が見られる。広場を出て少し進むと、れんが色のサン・ピエール・エ・サン・ポール教会 Eglise St-Pierre et St-Paulが見えてくる。
オベルネへのアクセス
列車でのアクセス
ストラスブールからTERで約30分。
基本情報(オベルネの観光案内所)
- 住所
- Pl. du Beffroi 67210
- 電話番号
- 03.88.95.64.13
- FAX番号
- 03.88.49.90.84
- 開館時間
- 7・8月 9:00〜12:30 14:00〜18:30(その他の期間は時間が短縮される)
- 休館日
- 1・11月の㊏㊐、2・3月の㊐、1/1、11/1、11/11、12/25
筆者
地球の歩き方ウェブ運営チーム
1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』のメディアサイト『地球の歩き方web』を運営しているチームです。世界約50の国と地域、160人以上の国内外の都市のスペシャリスト・特派員が発信する旅の最新情報をお届けします。
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