サン・サヴァン修道院の歴史を知る日本人学者と見逃せない天井画
クリュニー修道会の威光をしのんで
ポワティエから40kmほど離れた小さな村サン・サヴァン。村の真ん中に建つサン・サヴァン修道院Abbaye de St-Savinの付属教会は、天井一面に描かれたフレスコ画で有名。ロマネスク絵画最大のモニュメントといわれるこの天井画をひとめ見ようと、多くの人が訪れる。
天井画は全部で36枚あり、一つひとつに『ノアの方舟』『バベルの塔』など、旧約聖書のエピソードが描かれている。1100年頃に描かれたといわれるこのフレスコ画を徹底的に研究し、その価値を世に知らしめたのは日本の美術史学者、吉川逸治氏である。
それぞれの絵はほぼ完全な状態で残っているが、細かい部分を見るにはオペラグラスが必要だ。
サン・サヴァンへのアクセス
バスでのアクセス
ポワティエ駅前から国鉄バスで約45分。ただし本数は限られており、平日は2〜3本、㊏㊐㊗は1日1本。
サン・サヴァン修道院
- 開館時間
-
7・8月
10:00〜19:00
9〜6月
10:00〜12:00 14:00〜18:00
(11〜3月は〜17:00) - 休館日
- 9〜6月の㊐の午前、1月、11/11、12/24、12/25、12/31
- 料金
- €10
基本情報(サン・サヴァンの観光案内所)
- 住所
- 20, pl. de la Libération 86310
- 電話番号
- 05.49.48.11.00
- 開館時間
- 9:30〜12:30 14:00〜18:00(季節と曜日によって変わる)
- 休館日
- 学校休暇期間を除く9月上旬〜4月上旬の㊐
筆者
地球の歩き方ウェブ運営チーム
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