【韓国】ソウル市内の地下鉄、バスが乗り放題できる交通カード
韓国も連日真夏日ですが、その原因の一つとして、地球温暖化が挙げられています。
その地球温暖化問題の解決、二酸化炭素削減のために、ソウル市は公共交通機関である地下鉄、バスの利用を推進し、新しい交通カード<気候同行カード>の発売を2024年1月末から始めました。
気候同行カードとは?
気候同行カード(キフドンヘンカードゥ・기후동행카드)はソウル市内の地下鉄、バスが期間ごとに定額で乗り放題できるカードです。ただし、ソウル市内であっても、新盆唐線など路線によっては利用できない場合や金浦市の路線が利用できる場合などがありますので、公式サイト(ソウル市)で利用可能路線を確認してから、利用してください。
気候同行カードはAndroidフォンなどGoogle Playからアプリをダウンロードできる機種の場合はモバイルT-moneyアプリで発行できますが、iPhoneの場合はアプリがないため、実物カード(3,000ウォン)を駅の顧客安全室や駅近くのコンビニで購入し、チャージしてから使用できます。
実物カードのチャージ方法
気候同行カードの実物カードは駅の改札近くにあるチャージ機でチャージが可能です。交通カードのチャージと同様にカードを置いて、表示画面通りに進んでいくとチャージができます。日本語表示できますので、日本語に変更して、チャージするとわかりやすいです。
万一、韓国語表記で進めてしまった場合でも、数字やイラストで選択すれば、問題なくチャージできます。
上の写真はチャージできる券の種類で左上から
30日券:65,000ウォン(タルンイという自転車利用券付)または62,000ウォン(タルンイなし)
30日券(青年割引):58,000ウォン(タルンイという公共自転車利用券付)または55,000ウォン(タルンイなし)
※青年割引はT-moneyカード&ペイの会員登録の際に年齢認証が必要です。
1日券~7日券は7月から利用できるようになり、1日券(5,000ウォン)、2日券(8,000ウォン)、3日券(10,000ウォン)、5日券(15,000ウォン)、7日券(20,000ウォン)となっています。
地下鉄1区間で1,400ウォン、バス1回利用で1,200ウォン~1,500ウォン(交通カード利用の場合)なので、1日どのくらい利用するのかを計算して、お得な場合は気候同行カードを利用するのがよいでしょう。
※全て2024年8月現在の価格、運賃です。
私は毎日ソウル市内を長距離で地下鉄通勤しているので、大分お得に利用できています。
支払方法は現金(韓国ウォン)、クレジットカード、サムソンペイの3種類です。
チャージが終わったら、地下鉄の改札やバス内でタグし、チャージした期間は何度も利用できます。
ソウル市内を1日であちこち移動する場合やソウル市内を長距離移動する場合に便利です。詳細な利用方法や利用区間はソウル市の気候同行カード公式サイトでご確認ください。
筆者
韓国特派員
miney
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