歴史的なローマ時代の水道橋ポン・デュ・ガールの見どころ紹介
古代ローマの偉大さを目のあたりにできる
ニームとアヴィニョンの中間あたりにあるローマ時代の水道橋で、€5紙幣の裏に描かれている。高さ約50mと、2000年も前に造られたなんて信じられないほど巨大なものだ。当時は1日に2万㎥もの水をユゼスUzèsの水源からニームまで送っていたという。その間なんと50km。ちょっと見たところでは水平に見えるので、当時どうやって水を流したのか不思議に思うかもしれない。そこは建築技術にかけては天才的だったローマ人のこと、ちゃんと勾配がつけられ、アーチの最上層の水路に水が流れていたのである。
現在、最下層のアーチの上は道路として使われている。橋を見るだけなら30分で見学は終わってしまうが、ここでは大自然のなかでのんびりと散策やピクニックを楽しんでみたい。
ポン・デュ・ガールへのアクセス
バスでのアクセス
バスでのアクセス
ニーム駅のバスターミナル(Gare Routière)からliO社の121番のバスで約45分。アヴィニョンのバスターミナルからは115番のバスで約40分。どちらも Vers-Pont-duGard/Rond Point Pont du Gard下車。4/5〜9/30('23)に運行。
URL:https://www.lio-occitanie.fr/
基本情報
- 開館時間
- 8:00 〜 24:00
- 休館日
- 無休
- 料金
-
無料(駐車料金€9)
橋の最上階はガイド付きツアー(英・仏語)で見学可(€15) - URL
- www.pontdugard.fr (日本語あり)
筆者
地球の歩き方ウェブ運営チーム
1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』のメディアサイト『地球の歩き方web』を運営しているチームです。世界約50の国と地域、160人以上の国内外の都市のスペシャリスト・特派員が発信する旅の最新情報をお届けします。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。