台北観光完全攻略 主要エリアの魅力とおすすめスポットをわかりやすく解説
周囲を山に囲まれた盆地に発達した台湾の中心地。先史時代は湖で、17世紀までは原住民の平埔族の凱達格蘭族が住む土地であった。18世紀に中国大陸から漢民族の移民が増え、まず萬華、大稲埕が淡水河を利用した物産の集積地として栄えた。1874年には清政府により現在の台北車站の南側に台北府城が築かれ、以降、台南に替わって行政の中心地となった。
台北は台湾で群を抜いて近代的な都市であり、日本とほぼ変わらない快適さを享受できる。台北101、中正紀念堂など台湾を代表する観光スポットに加え、数えきれないほどのレストラン、ショッピングスポットがあふれ、短い日数でも台湾を満喫できる。屋台がひしめくにぎやかな夜市や茶藝館、マッサージなどのリラクセーションを楽しむのもおすすめ。
台北エリアナビ
台北市は台湾の中心地。形は縦長で見どころは中央に集まっている。町の雰囲気はエリアによってガラリと変わるのが台北の特徴。たくさん歩けば台北のいろいろな顔に出合える。
台北車站周辺 (Taipei Station)
交通と商業の中心。生活に密着した商店が並び、アジア都市ならではの活気とパワーが感じられる。南側は行政の中心地で、総統府をはじめとする政府の建物が並ぶ。
中山 (Zhongshan)
木々が美しい中山北路二段を中心とした区域。ホテルが多く、観光の拠点に便利。MRT中山駅周辺はショッピングエリア。
圓山 (Yuanshan)
台北市内北部一帯に広がる花博公園に代表されるエリア。公園内には美術館や旧跡が点在し、緑豊かな市民の憩いの場になっている。MRT圓山駅周辺には孔子廟がある。
迪化街・大稻埕 (Dihua Street・Dadaocheng)
赤れんがや石造りのバロック式建築が軒を連ねる問屋街。近年はリノベーションが進み、話題のカフェやショップ、レストランが増えている。
西門町 (Ximending)
西門町は中高生に人気のにぎやかな繁華街。西門町に隣接する萬華は台湾で最も歴史が古い地区で寺廟が多く、お年寄りの姿も多い。どちらもディープな雰囲気。
康青龍
かき氷店や雑貨店が集まる人気の散策エリア。かつての仏教地区でもあり、文化を発信する知的なショップも多い。
信義 (XinYi)
台北101をはじめとする高層ビルが立ち並び、日夜新しいビルの建設が進んでいる開発著しい商業地区。バーやクラブも多いナイトスポットである。
東區・大安
台北随一のショッピングタウン。忠孝東路四段の頂好周辺には大型デパートが並び、路地裏には最新のセレクトショップやカフェ、レストランが集まる。大安は自然豊かな大安森林公園がある。
松山 (Songshan)
台北松間山空港がある北東部一帯のエリア。おしゃれ好感度ショップが並ぶ富錦街や壮麗な装飾の慈祐宮、饒河街觀光夜市など最新と定番の見どころが集まっている。
士林・天母 (Shilin・Tianmu)
士林観光夜市、國立故宮博物院などがある士林は山のふもとにさしかかる、自然豊かなエリア。さらに北に離れた天母は外国人が多く居住する高級住宅地となっている。
台北近郊
台北南部一帯は茶畑が広がる丘陵地帯。鉄観音茶の産地猫空にはロープウエイでアクセスできる。台北市北部に広がる陽明山からは台北の町並みを一望できる。
筆者
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