ローマ遺跡とジャズフェスが共存する歴史の町ヴィエンヌ旅行のすすめ
古代劇場でのジャズフェスティバルで知られる
ローヌ川のほとり、ブルゴーニュとプロヴァンスを結ぶ位置にあるこの町は、古代ローマ時代には交通の要衝として栄えた所。当時は現在のリヨンと並ぶ重要な都市のひとつで、神殿、劇場、浴場などの建築物が次々と造られた。今も町のあちこちにローマの遺跡が残り、当時の繁栄ぶりを伝えている。遺跡はイベントの舞台としても使われ、とりわけ夏に開催されるジャズフェスティバルは、音楽ファンの間でよく知られている。
ヴィエンヌの歩き方
ローマの遺跡や中世の教会は町の中に散らばっている。それも民家に囲まれてデンと遺跡があったりするからおもしろい。
例えば、アウグストゥスとリウィア神殿Temple d'Auguste et de Livie。ニームのメゾン・カレを思わせる四角い神殿だ。これが町の中心あたりに突如として現れる。この神殿を挟んで北にサンタンドレ・ル・バ教会Eglise St-André-le-Bas、南にサン・モーリス大聖堂Cathédrale St-Mauriceがある。長期間にわたって造られたため、さまざまな建築様式が交ざっている。ローヌ河岸近くには、6〜10世紀に建てられ、現在は考古学博物館になっているサン・ピエール教会Eglise St-Pierreがある。これらの遺跡や教会、それにローヌ川を一望できるのは古代劇場Théâtre Antiqueのてっぺんだ。6月下旬〜7月上旬にはここでジャズフェスティバルJazz à Vienneが開かれる。
ヴィエンヌへのアクセス
列車でのアクセス
リヨン・パール・デュー駅からTERで約20分。
基本情報(ヴィエンヌの観光案内所)
- 住所
- Cours Brillier
- 電話番号
- 04.74.53.70.10
- 開館時間
-
6月中旬〜8月 ㊊〜㊏9:00〜19:00 ㊐9:00〜12:00 13:30〜18:00
9月〜6月中旬 毎日9:30〜12:30 13:30〜18:00 - 休館日
- 11月〜3月中旬の㊐、1/1、5/1、11/11、12/25
筆者
地球の歩き方ウェブ運営チーム
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