花蓮の歴史と文化を巡る旅台湾東部の玄関口を訪ねて
台湾の東海岸に位置する花蓮は人口約11万を誇り、台湾内では比較的大きく新しい都市のひとつである。19世紀半ば、阿美族をはじめ原住民の土地だったこの地を初めて訪れた漢人は、波打ち逆巻く海岸を見て「洄瀾」と名づけた。地名はその後、発音が近い「花蓮」に改められた。
花蓮へのアクセス情報
- 台北から
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飛行機 台北松山空港より立榮航空が毎日2便、所要約40分、1663元。
台鐵 台鐵台北駅より毎日多発、所要約2時間~、太魯閣號、普悠瑪號、自強號440元。
バス 南港轉運站バスターミナル西站より統聯客運1663、台北客運1071「花蓮」行きが毎日多発。所要約3時間30分、320元。 - 台東から
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台鐵 台鐵台東駅より台鐵花蓮駅まで毎日多発、所要約1時間30分~、自強號343元。
バス「 台東轉運站」バス停より花蓮客運1127「花蓮火車站」行きが1便、台東轉運站バスターミナルより鼎東客運8119「花蓮」行き(海線)が1便、所要約4時間、各573元、547元。 - 高雄から
- 飛行機 高雄国際空港より華信航空が毎日1便、所要約55分、2170元。
- 花蓮空港から市内へ
- 1123路バスで「東大門夜市」か「花蓮郵局」下車。所要約30分、29元。中心部へはタクシーなら所要約15分、200~300元。
- 花蓮駅から市内へ
- 駅前の花蓮客運バスターミナルから北線、南支線、機場線、七星潭線など多くのバスが中心部を経由。「東大門夜市」、「中華路」などで下車、25元。タクシーなら130元~。
日本との強い繋がり
花蓮の海岸に港を築いたのが日本人であった。日本統治時代は「花蓮港」と呼ばれ、商業港として栄えるとともに、日本から多くの移民を受け入れる玄関口ともなった。
現代の花蓮は、いつも海の気配が感じられる明るい町。原住民と台湾、日本の文化が交錯し融合した、不思議な魅力がある町である。
主な見どころ
花蓮鐵道文化園區
昔はここに花蓮駅があった
花蓮文化創意産業園區
酒工場をリノベーションしたアートスポット
松園別館
日本統治時代の軍事施設が市民の憩いの場に
將軍府
かつて日本軍の将校たちが住んでいた
東大門國際觀光夜市
花蓮らしい屋台フードを試してみよう
七星潭
太平洋に面した海岸
吉安慶修院
かつての吉野村の精神的中心地
旧豐田村、旧林田村
日本人開拓村
花蓮觀光糖廠
製糖工場の跡地を利用した観光スポット
花蓮から足を延ばして台湾随一の景勝地へ
太魯閣
切り立つ岩山が織りなす絶景
筆者
地球の歩き方ウェブ運営チーム
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