ル・ピュイ・アン・ヴレの観光ガイド 巡礼の地と赤い聖母像が織りなす絶景を歩こう
赤い聖母像が見下ろす巡礼の町
赤屋根の家並みのなか、ごつごつした奇岩がふたつそびえ立ち、片方の岩の上に教会、もう片方には、巨大な聖母像が立つ。こんな景観を眺めながら、列車は町を一周して駅に入る。ル・ピュイとは「山」を意味し、町はオーヴェルニュの山々に囲まれた丘の上にある。中世、巡礼路の起点となった場所だけに、今も多くの巡礼者たちが訪れる。
ル・ピュイ・アン・ヴレの歩き方
駅を背にして左の坂道を下り、進んでいくとPl. Cadeladeに出る。3つの大通りのうち西へ延びるBd. Maréchal Fayolleをたどれば町の中心Pl. du Breuilだ。Rue Porte Aiguièreを少し北上したPl. du Clauzelに観光案内所がある。旧市街や大聖堂はさらに丘を上った所にあり、見どころもふたつの奇岩周辺に集中している。独特の趣がある細い石畳の坂道が入り組んでいるが、まずは路地から見え隠れする大聖堂を目指して行こう。大聖堂前の坂道には、レース製品などのみやげ物屋や、レストランが並んでいる。
フランスの聖母像(Statue Notre-Dame de France)
大聖堂背後の岩山、コルネイユ岩山Rocher Corneilleの頂点に立つ、高さ16mの真っ赤な像。1860年、クリミア戦争でロシアから奪った213門の大砲を鋳つぶして造ったといわれ、ここからは町のすばらしい景観を望むことができる。
ル・ピュイ・アン・ヴレへのアクセス
列車の場合、クレルモン・フェランからTERで約2時間10分。
ル・ピュイ・アン・ヴレの観光案内所
- 住所
- 2, pl. du Clauzel
- 電話番号
- 04.71.09.38.41
- 開館時間
-
7・8月 8:30〜18:30
復活祭〜6/30、9月 毎日 8:30〜12:00 13:30〜18:00
10/1〜復活祭 ㊊〜㊏ 8:30〜12:00 13:30〜18:00 ㊐㊗ 10:00〜12:00(曜日によって異なる) - 休館日
- 10〜3月の㊐㊗
筆者
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