食文化と歴史が交差するメルボルンの町歩き完全ガイド

公開日 : 2023年06月07日
最終更新 :

メルボルンは人口507 万人を擁するオーストラリア第2 の大都市で、キャンベラができるまではオーストラリアの首都だった。碁盤の目状になった中心部には、ビクトリア様式の重々しい建物が並び、町を歩く紳士、淑女、さらに制服に帽子といったいでたちで名門校に通う子供たちの姿も見られる。そんなメルボルンの顔として市民に親しまれているのがトラム(市電)。チーン、チーンと音を鳴らしながら市街地を走り抜ける姿は、メルボルンの代表的光景だ。

基本情報(アクセス)

日本から
東京(羽田)からカンタス航空と日本航空が毎日直行便を運航している。アジア系航空会社の経由便も利用可能だ。
オーストラリア国内から
カンタス航空、ジェットスター、ヴァージン オーストラリア、リージョナルエクスプレスがオーストラリア国内主要都市からフライトをもっている。シドニーからのグレイハウンド・オーストラリア、ビクトリア州内各地からのVラインバスなど長中距離バスと、他の州からの長距離列車が発着するのはスペンサー・ストリートに面した巨大なサザンクロス駅Southern Cross Station。1 階が鉄道駅、地下がコーチターミナルだ。

食と文化の町メルボルン

この町は世界中からの移民が住む多民族都市としても知られている。そのため食文化はオーストラリア随一の豊かさを誇る。新鮮な素材を使ったモダンオーストラリア料理、英国料理、フランス料理から、本場顔負けのイタリア料理、ギリシア料理、中華料理まで、食い道楽にはこのうえない都市でもある。

目抜き通りスワンストン・ストリートがヤラ川を越える手前にフリンダーズ・ストリート駅とフェデレーションスクエアがある。威風堂々、英国風のフリンダーズ・ストリート駅と、新しい町のシンボルである現代建築のフェデレーションスクエアが川沿いに並ぶその光景は、メルボルンの今を象徴している。移民、食、トラム、建物……古きものを大切にしながらも、新しいものを受け入れて独自の文化を創っていく。そんなメルボルン流のスタイルを感じながら、町歩きを楽しみたい。

主な見どころ

フェデレーションスクエア

メルボルンの中心地

セント・ポール大聖堂

町のシンボル的存在

フリンダーズ・レーン

メルボルンのソーホー

ロイヤルアーケードとブロックアーケード

シティ中心部ではアーケード巡りが楽しい

セントパトリックス大聖堂

オーストラリア最大のカトリック教会

フィッツロイガーデン

「公園の都」メルボルンを代表する

旧メルボルン監獄

ネッド・ケリーが処刑された所として知られる

クイーンビクトリア・マーケット

活気、掘り出し物、食料品……すべて揃う

ドックランズ

再開発されたショッピング&ダイニングゾーン

ジ・アーツセンター

ビクトリア州の文化・芸術の中心

サウスバンク

メルボルンのエンターテインメントの中心地

キングスドメインとメルボルンパーク

広さに圧倒される巨大な公園群

メルボルン博物館

南半球最大の博物館

筆者

地球の歩き方ウェブ運営チーム

1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』のメディアサイト『地球の歩き方web』を運営しているチームです。世界約50の国と地域、160人以上の国内外の都市のスペシャリスト・特派員が発信する旅の最新情報をお届けします。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。