パースの見どころ徹底ガイド 街中の魅力と日帰りで訪れるべき景勝地を紹介
オーストラリア全土の約3 分の1を占める広大な西オーストラリア州。その州都パースは、スワン川のほとりに開けた美しい町だ。古い建物と近代的な建物が不思議な調和を見せる中心街、市街地に広がる豊かな自然、そして1年を通じて温暖な気候……パースを訪れる誰もが、その心地よさに魅せられ、忘れられない町となる。
基本情報(アクセス)
- 日本から
- ANA が東京~パース直行便を毎日運航している。また東京・大阪からカンタス航空でシドニー、メルボルン、ブリスベンへ入り、パース行きの便に乗り換える方法もある。ほかにもシンガポール航空のシンガポール経由、キャセイパシフィック航空の香港経由なども利用価値が高い。
- オーストラリア国内から
- 空路はカンタス航空が各州州都から、ジェットスターがシドニー、メルボルン、ブリスベン、アデレードから、またヴァージン オーストラリアが各州州都(キャンベラを除く)からフライトをもっている。またカンタスリンク、ヴァージン オーストラリア、リージョナルエクスプレスが西オーストラリア州内にネットワークをもっている。 陸路は、州内北部からインテグリティ・コーチラインが、州内南西部からトランスWA とサウスウエストコーチラインが中長距離バスを運行。発着場所は、インテグリティ・コーチラインがパース駅脇ウェリントン・ストリート、サウスウエストコーチラインがエスプラネード・バスポート(一部パース国際空港発着)、トランスWA バスがイーストパース駅East Perth となっている。なお大陸横断鉄道インディアンパシフィック号、パース〜カルグーリーを結ぶプロスペクター号もイーストパース駅を発着する。
パースの歩き方
パースのよさは町にかぎったことではない。郊外のビーチは、ゴールドコースト以上の美しさをもつとさえいわれている。特にインド洋に沈む落日はまるで映画のスローモーションを観ているようで、感動的ですらある。ほかにも「石化した原生林」ピナクルズ、巨大な波が凍りついたような岩ウェーブロックなど、日帰り圏内にオーストラリアを代表する景勝地がある。また沖合のロットネスト島では、「世界一幸せな動物」といわれる愛らしいクォッカにも簡単に出合える。さらに8 〜11月、冬の終わりから初夏にかけては、州花カンガルーポー(カンガルーの手首のような形の花)をはじめとするさまざまなワイルドフラワーが、ピナクルズやウエーブロックへの道路沿いを色鮮やかに染め上げる。
美しい町並みと郊外に広がる雄大な自然。パースはそんな魅力にあふれている。
主な見どころ
キングスパーク
スワン川、パース市内を一望できる美しい公園
ベルタワー
町にすがすがしい音色を響かせるタワー
西オーストラリア美術館
現代オーストラリア美術を鑑賞しよう
パース造幣局
オリジナルコインも作れる!
クラウンパース
南半球最大規模のカジノで一攫千金を狙え!
サンセットコースト
郊外のビーチに出かけよう!
筆者
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